釜山の龍頭山に登るツアー、いよいよ龍頭山に登るのだが、実は前日の夜、この辺りを歩いていた。夜の見え方と昼の見え方が違って面白かった。まずは夜アルキ編から。 この夜アルキの出発はチャガルチ市場から。ここから私たちが泊まった東横イン釜山駅2号店に向かうのだが、第1の目標は釜山税関。そちらに向かう途中に龍頭山に登ったというわけ。 まずは南浦洞から龍頭山の脇を通って歩く。が、その途中で怪しげな階段を発見して、そちらの道にそれてみた。 最初に見つけた古い家。 このトマソンのドアの隙間からは赤い光が漏れていた!何の光なんだろう? 後ろに回ってみると、その下の切妻屋根の家とつながっているよう。灯りもついていなし、気になる。 さて、さらに階段を上がっていくと、古そうな旅館。 と、階段を上るうちに龍頭山のタワーの下まで来た。日本統治時代にはここに神社があったと聞いたが、その名残はあるんだろうか?階段が残っていたりはしないんだろうか? 探していて見つけたのが、この古そうな門。今は使っていないようだ。 そしてその近くには階段があって、龍頭山へ登っている。石は新しいものと古そうなものが混じっているけれど、これはもしや、神社の階段!? 階段のすぐ脇からは、さきほどの古い門の中の敷地を上から眺められる。 が、何も建物はないし、木が生えているだけ。昔はどんな家があったんだろうなあ。 こうして回っているうちに、気になる建物を発見! あの角のアールがいい! 行ってみると、「漢城1918」という字が光っている。 1918年に建てられたということだろう。 建物の前にあったパネルを見ると、「漢城銀行釜山支店として建てられた」と。 そして、設計は中村與資平とあった! わー! 釜山まで来て、何の調査もなく、偶然に中村與資平の作品に出会うとは! 中村與資平は、1908年に韓国に来て多くの建物を設計した。 ソウルでは天道教の中央教堂が有名で、朝鮮銀行(現在の韓国銀行)も辰野金吾の設計といわれているが、実は中村與資平が設計したものだという。 この「漢城1918」という看板からして何かの公共スペースとして使われているんだろう。 調べると、カフェとして一般開放されていることが分かった。 さて、この周りにも古い建物がちらほら。 この家のベランダ! 藤棚なんだろうか、装飾がとても美しい。 この家も、壁の帯が面白い。 そして入り口のアール! 門柱の上の細工も凝っている。 門の上には紋章のようなものが。 どんな人が住んでいた家なんだろうか。 あまりにも興味深いものが多すぎて、歩きすぎて疲れてきた…。 それでも釜山税関は見なくては! 続く!
by matchino
| 2018-12-16 20:52
| 釜山
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