釜山のストーリーツアー、今回もう一つ歩いたのは龍頭山の周辺を歩くコース。 龍頭山にはタワーがあって、昔から有名な観光地だが、実のところ、あんまり関心のなかった所。でも、歩いてみると、なかなか面白い場所だった。 歩く前に、まずは腹ごしらえから。南浦洞名物のネンチェチョッパルを食べる。 チョッパルというと小エビの塩辛と味噌をつけてサンチュにくるんで食べるのが普通だけれど、ここのは酸っぱいソースにからめて食べる。 カラシが鼻をツーンと刺激して、けっこうな辛さだが、酸味が豚肉の脂っこさを消して、いくらでも食べられる感じ。 大満足でいよいよ出発。 国際市場から龍頭山に向かう。いろんなものを売っているけれど、やっぱりグルメに目が行く。解説士が紹介してくれたパッチュク(小豆粥=韓国式おしるこ)の屋台があって、お腹いっぱいだったけれど、食べてみることに。 「ネタとして」食べてはみたものの、思いのほかおいしい。日本のおしるこを思い出して涙が出るかと(ウソ)。多いかと思ったが、ぺろっと完食。 国際市場を見物しながら歩いていると、突然強い花の香りが漂ってきた。店で芳香剤でも吹いたのかと思ったとたん、店の隣に寺の入口が現れた。 大覚寺。朝鮮時代末期の1877年に日本の浄土真宗の釜山別院として建てられたのが最初なんだという。 今は韓国の寺となったとはいえ、日本人が建てた寺が残っているなんて! そしてその当時の痕跡が残っていて、それが大雄殿の基壇の隅に置かれた鐘なんだとか。 よく見ると、明治や大正の年号が刻まれている! お金を寄付した日本人たちの名前も刻まれている。 これだけかと思ったら、他にも当時の名残が見つかった。 これは地中に逆さに埋められた灯篭? これは狛犬? この灯篭も怪しい…。 それにしても、なんだか釜山って、日本に対して寛容な気がする。あるいは小さいことは気にしないのか?「ダイナミック釜山」というキャッチフレーズのように…? さて、先ほどの花の香りは、寺の前に植えられているモクセイの花だった。この香りのせいで、なんだか異世界にいるような気分。日韓渾然となった異世界か…? ここから龍頭山への坂を上っていく。坂の脇にはこの付近の歴史を物語る写真。 そして坂の途中で見えた気象庁の観測所。あれを見に行きたかった…! というわけで、長くなったので続きは次回!
by matchino
| 2018-12-09 21:48
| 釜山
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