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水原・ソウル農大の講堂、そして廃墟

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建国大学の人文学館の建物がすごく気に入ったので、建築家を調べてみると、金煕春(キム・ヒチュン)という建築家が設計したことが分かった。そして彼の他の作品を調べると、水原にあるソウル農大(ソウル大学の農業学部)の講堂があるという。すでに廃校になって、その講堂も廃墟になっているらしい。一人で行ける時間ができて行ってみることにした。
水原駅の前からバスに乗って「湖西中学校」の停留所で降りるとすぐ前に大学キャンパスの入口があった。守衛に制止されないかとドキドキしたが、難なく入れた。
中央の道路の両脇に緑地があって、そのところどころに校舎が建っている。目的の講堂は敷地内に入ってすぐのところにあった。が、フェンスが立てられて工事をしている。

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つながった2棟のうち、左側の棟は近づけたが、右側の建物は近くに行くこともできなかった。右側のほうが見たかったのに…。

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それでも左側の建物も、水平方向に長い直方体がかっこいい。

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ズームがきくカメラがあったらよかったな。
この建物、これからどうなってしまうのか、撤去されるのか、再利用されるのか気になって、他の棟にいた人に訊いてみたが、知らないとのこと。なんとか残してほしいなあ。

この他の建物も気になって回ってみた。
50年代に建てられた、蔦の絡まる建物があった。

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さらに奥に歩いていくと、散歩に来たらしいおじさんおばさんたちの姿。京畿想像キャンパスという公園兼文化施設になっているようだ。
林の中には散策路もあって、こんな作品があったりする。

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子供たちが走り回れる広場もあって、とても気持ちのよい空間だ。子供たちを連れて来たらよかった。

ある建物は「青年1981」という名前になっていて、青少年を対象にしたさまざまなプログラムを行なっているようだ。デザインや音楽、3Dプリンティング、写真、自転車の塗装などものづくりの体験ができるらしい。大人も参加できるらしいので、参加してみようかな。平日の夜に連続でやるプログラムもあり、参加できないのが惜しい。

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公園となっている側からもう一度入口に近い方にやってきた。面白い建物がないかとさらに横道に逸れてみると、あったあった!

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何かの研究のための建物なんだろうか、一階建ての横長の建物。
いい感じの古び具合だ。水平と垂直だけで構成されていながらとても私好みの造形。窓のルーバーの造形はぞくっとするほど!

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庭は背の低い草に覆われていて、小さな花が風に揺れている。私の一番好きな風景。

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その近くには焼却場らしい煙突。こんなに好きな要素が揃っている場所なんてなかなかない。

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ここで気の置けない人たちと一緒にピクニックでもしたいなあと思っていたら、「林の中のパーティー」というイベントのポスターが! 以前見に行ったことがある「水原演劇祝祭」が今年はここに会場を移して「林の中のパーティー」というテーマで開催されるという。5月25〜27日。うーん、行ってみるか…。

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by matchino | 2018-05-09 21:23 | 建築 | Comments(0)
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