大林美術館で開かれている『Less and More ディーター・ラムスのデザイン10箇条』展を見てきた。
ディーター・ラムスは、ドイツのインダストリアルデザイナーで、ブラウン社で多くのすばらしいデザインを残している。 日本での展覧会の話を聞いて、ぜひ見てみたいと思っていたのだが、展示期間が過ぎる1ヵ月前になってやっと実現した。 で、やはり見にいってよかった! 何度も写真では彼のデザインを見ていたが、実際に見てみると感じ方が違う。 使い勝手は実際に使ってみないと分からないけれど、そうとう研究されていることは確かだ。 そして何よりも美しい! デザインにおいて機能性と美の調和はよく語られているが、これほどその二者が調和しているデザインはないのではないかと思わせるようなプロダクトだった。 ポータブルテレビ。ブラウン管のため、後ろは飛び出ているが、飛び出した形がかわいくて気に入った。 オーディオセットのツマミの色がとてもいい。見やすく、美しくつくられていた。 私が一番好きなプロダクト。一時はポスターにして貼ろうかと思っていたけれど、最近はこれをペーパークラフトにして立体ポスターとして飾ってやろうかと企んでいる。 それにしても、ブラウン社といえば、シェーバーのメーカーという認識が強いけれど、こんなにすばらしいオーディオシステムなどを製造していたとは知らなかった。 今回、大林美術館のVIP会員になってきた。1年間、すべての展示を無料で見られ、ジャズコンサートも2回無料で、コーヒーも2杯無料になるという。いつも興味深い展示を見せてくれる大林美術館だから、もっと早く買っておけばよかったなあ。
by matchino
| 2011-03-05 22:17
| 展覧会
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