最近、新聞で知った、大学路にあるアルコ美術館に行ってきた。
マロニエ公園のすぐ前にあるため、見のがすはずはないのだが、うかつだっだ。 有名な美術館ではないし、それほど期待はしていなかったのだが、それをみごとに裏切るいい展示だった。 『Cabaret Voltaire, Cabaret Voltaire』という、パフォーマンスに関連した作品の展示で、1階と2階に二人の作家の作品が紹介されていた。 1階は、南アフリカ共和国出身の作家による、アニメーションを含めたビデオインスタレーション。それもなかなか面白かったが、2階の作品はもっとよかった。 Catherine Sullivanという作家による作品で、ミシガン湖畔の白い灯台の周辺で撮影された平和な映像と、シカゴの事務所で撮影された、俳優たちの狂気溢れる映像が、柱だけで区切られた二つの展示室で上映されていた。 灯台の映像は、そのままでもずっと見ていたくなるような映像だが、狂気的なもう一つの映像は、違和感を感じさせるものだが、見れば見るほど面白さを感じさせるような映像なのが不思議だ。 意味の分からない狂気的な演技をしているのだが、俳優のうまさのせいなのか、編集のうまさのせいなのか、演劇を見ているような気分にさえなってくる。 この作品は、テートモダンでも好評を博した作品であるというのもうなずける。 この展示は5月2日まで行われており、来週はマロニエ公園で、観客参加のパフォーマンスもあるということなので、興味を持った方は、ぜひ。 festival bom
by matchino
| 2010-04-11 00:05
| 展覧会
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