会社のお姉様たちと、清潭洞のPKM Trinity Galleryでのオラファー・エリアソンの展示を見に行ってきた。
狎鴎亭駅を降りて、15分くらい歩いたところにギャラリーはあった。独特な模様のガラス張りの建物だった。地下2階に降りると、ギャラリーにしてはけっこう広い空間に、彼の作品が設置されていた。 が、なんと、その日は撮影の日で、1時までで観覧を終えたという。見せてもらえるように頼み込んだけれど、「来週までやっていますので、また来てください」と。残念! しかし、その部屋にあった3作品だけは遠くからではあったけれど、観ることができた。 そのうちの一つ、あらかじめこのギャラリーのサイトで見たこの作品(写真)は、写真で見るより迫力と驚きを感じさせるものだった。 壁にあるのは半円型のついたてだけで、そこに斜め前から4台のライトで光が当てられている。 なぜこの写真のような模様が形作られるのかが分かると、いい作品を見たとき独特の驚きがわいてくる。 写真よりずっと美しく、神秘的な作品だった。 そして、この作品のことを考えれば考えるほど、様々な考えがわいてくる。 日時計のようでもあり、太陽や月、宇宙をモチーフにした作品にも思えてくる。 エリアソンの作品を直接見るのは初めてだったが、話に聞いた今までの作品を考えると、彼らしい作品といえるかもしれない。 森美術館で先日まで行われていたアイ・ウェイウェイの展示での『月の箪笥』のことも思い出した。 行けるのは来週の土曜日しかないけれど、ぜひ、見ておきたい。 この建物の1〜3階は、「10 CORSOCOMO SEOUL」というショップがあった。 入ってみると、雑誌でしか見たことがなかった有名なプロダクトがたくさんおいてある。 値段的には手が出なかったけれど、見るだけでもけっこう楽しめた。 写真などでは見るけれど、直接見たことがなかった服なども、実際に見てみると、その美しさ、価値が分かってきて、欲しくなってくる。 ある程度年を取ってくると、安物は着れないなあ。もっと稼がねば。
by matchino
| 2009-11-22 17:34
| 展覧会
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