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阿峴洞の正教会聖堂で思いがけないクリスマス

クリスマス、どこに遊びに行こうかと考えたけれど、いいところが見つからなくて、次のマチノアルキのコースとして考えている忠正路に下見に行くことに。クリスマスに一人で路地歩きか…と思ったけれど、意外にもクリスマスらしいアルキになった。

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コースは次のアルキの時のお楽しみということで、写真だけ。

そして阿峴洞まで来たので、以前「オープンハウス・ソウル」の時に訪ねた正教会の聖堂に行くことに。

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正教会というとピンと来ないけれど、ロシア正教会とかギリシャ正教会という名前なら聞いたことがある。それで、ここはロシア正教会なのかと思ったが、実は正教会の前に付く国名はその国のものなので、韓国では大韓正教会というらしい。
そして、外から見た立場では「キリスト教の一派」ということだが、初代教会の伝統を正しく受け継いでいる教会ということらしい。
そのためか、ロシアの教会にありそうなイコンが聖堂の内部を覆っている。調度品もとても装飾的で古風なものばかり。これだけでも、まだ見ぬ異国の地に来たような雰囲気で、感動した。

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前回にとてもいい印象だったので、再訪は嬉しかった。
聖堂に着いたのは9時過ぎ。入れるかどうか心配したが、正面の扉が開いていた。
入るやいなや、お香で少し曇った室内の空気の向こうに豪華な祭壇とイコンがたたずんでいた。礼拝の最中なのか、信徒の方たちが座っており、祭壇では儀式が行われていた。

ぼうっと見ていると、すぐに案内の女性がやってきて、「初めて来た方ですよね?」と、2冊の本を渡しながら前の方の席に案内してくれた。そこに座っていたおじいさんを指して「この方についてしてください」と言われ、「ちらっと見て帰ります」とも言えないままに席に座った。見物に来たなんて失礼だと思ったので、とりあえず最後まで礼拝を受けていくことにした。
おじいさんに「どのくらいかかりますか?」と訊くと、「1時間」と。まあ、それくらいならいいか…。

礼拝は、非常に儀式的な印象。
荘厳な雰囲気の聖堂によく合っている。祭壇で儀式を行う聖職者たちも、後ろのコーラスの人たちも、決められた文句を節をつけて唱え、信徒たちが全員で唱える「我らを憐れみたまえ」などの言葉も節をつける。それらの言葉の全てが韓国語に訳されているのも興味深い。基本的には韓国語で進められ、ロシア人の信徒たちのためにときどきロシア語が入る。儀式を執り行う一番上の人らしい方はロシア人のようだ。ちなみに、信徒席に座っているロシア人の女性たちは皆スカーフを被っており、皆びっくりするほど美しかった。

礼拝の様子を写真に撮りたかったけれど、失礼かと思って遠慮した。
後から探してみると、Youtubeに礼拝の動画があったので、リンク。



教会のイコンも、お香の香りも、儀式のための衣装も、聖句を唱える声も、窓から差し込む光も、全てが神々しく感じる時間はとてもよかったが、問題はなかなか終わらなかったこと。まだ1時間経っていないのだろうか。そのうちお腹が痛くなってきた。途中で立つのも失礼だしと思いつつ、そろそろ限界だという頃に時計を取り出してみると、すでに2時間が経とうとしている!数分前に入ってきた人もいるし、すぐに終わりそうな感じではなく、おじいさんに断って出てきた。
ふう、なんとか逃れられた…。

それにしても、おじいさんはなぜ1時間と言ったんだろうか。時間がかかるといったら帰ると思ったのだろうか。もしかしたら、いつもどのくらいの時間がかかっているか気にしたことがなかったのかもしれない。どちらにしろ、「1時間」という言葉があったから座っていられたので、よかったなと。


でも、この後、家に帰ると、知り合いから電話がかかってきた。
「今、阿峴の正教会聖堂にいるんだけど、来る?」と。
なにいいい!

その知り合いは、9時から行くつもりが12時過ぎに礼拝が終わってから行って、昼食をごちそうになっているという。
もう少しあそこで我慢していたら、間もなく終わっていたかもしれないのに...。
まあ、次にまた行ってみるかな。

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by matchino | 2017-12-28 20:35 | 建築 | Comments(0)