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春川でマイム祝祭→近代建築巡り その3 春川紹陽路聖堂

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春川近代建築巡りの最終回!

竹林洞主教座聖堂と旧春川文化院を見て、もう一ヶ所、見ておきたい所があった。でも、もうこの辺りから暑さがMAX!ベビーカーに乗せた娘が心配でちょっと悩んだけれど、まだまだ直射日光に当たらなければそれほど暑くはないようで、もう一件行くことにした。

春川市庁の裏から江原道庁の前を通り、少し歩いた所にあるのが、春川紹陽路聖堂。木々が生い茂る鳳儀山の中腹に建てられていた。
韓国動乱の時に人民軍の捕虜となって銃殺されたアンソニー・コリアー神父を記念して、ジェームス・バックレー神父が建てた聖堂。
コリアー神父は一緒に捕まった信徒の青年を助けるために、その青年に覆い被さって自分が銃弾を受けたのだという。

教会の門を通った途端、教会の独特な雰囲気に驚く。
表から見ると何角形なのかは分からないけれど、ちょっと複雑な多角形の平面のようだ。
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白い壁に丸い窓、濃いグレーの屋根に窓が付いていて、白い十字架がアクセントになって美しい。

中に入ってみると、半円形になっているのが分かった。
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祭壇の反対側にある丸い窓と小さな十字架がかわいい。
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信徒が座る席の後ろにはステンドグラスの入った窓があり、窓と窓の間には聖画が掛けられている。絵のタッチが独特でいいな。
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建物の裏に回ってみると、平面になっていた。それでも柱がゴシック建築の柱の形をしており、裏だからといって手を抜いたりはしていない。
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そういえば、表側の柱はどんな形だったかと思って見てみると、やはり同じ形をしていた。
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敷地内には司教館だろうか、住宅のようにみえる建物。玄関ポーチが時代を感じさせる。
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これで、調べてきた3つの建築をすべて制覇!聖堂から少し下りたところにあるヨガープレッソで食べたブルーベリー・ヨーグルト・スラッシュも格別!
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少し体力を回復したところで、春川駅へと向かう道を少し遠回りして衣岩湖畔を歩いた。でもここは自転車で走るにはいいけど、歩くにはたいへんだな。
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暑くて心配した娘も元気でよかったが、問題は私だった。無理したせいか次の日に疲れがどっと出た。無茶ができない歳になってきたな…。運動せねば。

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by matchino | 2015-06-20 12:57 | 建築 | Comments(0)

春川でマイム祝祭→近代建築巡り その2 旧春川文化院

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前回からの続き。
マイム祭りのマジックが始まる頃だ。さっきのスタッフがいっていた場所に行ってみると、すでにたくさんの人たちが場所をとっていて、白と黒の化粧をしたマジシャンが準備をしていた。横のほうに陣取って間もなく、マジックが始まった。
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まあ、こういうイベントでよく見られるマジックだった。
この祭り、メインの期間が長いからか、公演のインターバルが長すぎな気がする。それに見るべき公演を観るには有料のものを観ないといけないのかもしれない。

このくらいのところで、すでにマイム祭りはオマケになって、近代建築がメインになってきた。どうせ遠くまで来たのだから、調べてきた近代建築3つは全部見ないと帰れない。

春川市庁の裏にある、元・春川文化院の建物、これがチェ・ホジンさんが紹介していた建築だ。
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市庁の敷地内に入って本館の裏の方へ回っていくと、芝生の敷かれた庭付きの敷地の中に白い建物が建っていた。
もともとは市長の社宅として建てられたらしく、庭に面したリビングがあったような雰囲気。
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この建物の大きな特徴の一つは、半円形に飛び出した部分。今は国立現代美術館ソウル館となった旧・キムサ(国軍機務司令部)の建物の階段室を思わせるが、ここでは階段室ではないようだ。だとしたらなぜこういう形になったんだろう?
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そしてもう一つの特徴は、キャノピー部分。
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けっこう飛び出しているところからして、車がつけられるようになっているのかなあ?
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V字型の柱がかっこいい。今は金重業博物館になった旧・柳柳製薬の建物にも似ている。あちらの柱はX型だけど。
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中に入ると天井に照明。明らかに付け直した蛍光灯だけど、当時はどんな灯りがついていたんだろうか。
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階段の手すりもなかなか歴史を感じさせる。
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2階は関係者以外立ち入り禁止だった。部屋の中も見てみたかったな。
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裏に回ってみると煙突があった。
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この建物、近代文化遺産に指定されており、春川市庁舎の改築に伴って移転されるとのこと。移転されるとそれまでの姿とまったく変わってしまうことが多いので、移転される前に来られてよかった。移転されてからは内部も見学できるようになるんだろうか。
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春川近代建築散歩は次回につづく!

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by matchino | 2015-06-13 21:22 | 建築 | Comments(0)

春川でマイム祝祭→近代建築巡り その1 春川竹林洞主教座聖堂

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電車に乗って江原道の春川へ行ってきた。前回、「韓半島 烏瞰図」展に一緒に行ったナショナルトラストのチェ・ホジンさんが春川の近代建築について紹介していて、ぜひ見に行ってみたいと思っていたのだ。
ちょうど春川マイム祭りが開かれていたので、それをメインにして、他の近代建築も調べてついでに行ってみることにした。ところがやはり建築巡りがメインになってしまった。春川にこんなに見るべきものがあったなんて!

さて、春川までは上鳳駅から京春線一本で行けるとはいえ、1時間半。ITXに乗ればもう少し早く着くのだろうけれど、所持金も少なく各駅停車でゆっくりと。
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春川駅に着いた。3年前の正月にこの駅に降り立った時は何もなくてびっくりしたけれど、何もないのは変わっていなかった。それでも何もない野原が造園され始めているようだった。
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なんとなく歩いていくと、いい感じの路地があったので入ってみた。
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さらに行くと繁華街に出た。
繁華街では春川マイム祭りのスタッフがチラシを配っていた。1時からマジックショーが始まるという。まだ少し時間があったので、近くを回ってみた。

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「春川中央市場」。市場のきれいに整備された真ん中の通りがあって、その横にも2、3列の路地がある。そちらも見てみたかったけれど、ベビーカーを押してきたので断念。
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市場から出てしばらく歩くと現れたのが、この日最初の近代建築、春川竹林洞主教座聖堂。
1950年代に建てられた石造りの聖堂。って、1950年代が近代っていえるのか?近代文化遺産に指定された建物ではあるけれど。
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小高い丘の上に建っていて、聖堂の前の芝生がきれい。教会の敷地の様式についてはよく知らないけれど、門があって、芝生の敷かれた前庭の真ん中の通路を通っていくスタイルって韓国の王陵の配置に似ている感じがする。
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レリーフが施された正面の扉は閉ざされていた。仕方なく聖堂の周りを回ってみると、側面の扉が開いていた。中には3人くらいの人が祈っている。さっと中に入って無音カメラで写真を撮った。
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時計を見ると、マイム祝祭の時間が近づいていた。
次回へつづく!

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by matchino | 2015-06-09 22:42 | 建築 | Comments(2)