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海雲台!

釜山に1週間、出張に行ってきた。
1週間、遊ぶ時間もほとんどなく過ぎ去り、最終日、自由時間を少しもらえたので、お客さんを任せて(すみません!)同僚と一緒に海雲代へ。
海水浴シーズンには全国から人の波が押し寄せる海水浴らしく、シーズンオフにもかかわらず、たくさんの人が浜に出てきていた。
10月にある釜山国際映画祭の準備中、そして話題の映画『海雲台』のこともあってか、なんだかすごくリアルタイムな感じだ。
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海もきれいで、砂もきれい。久しぶりのまともな海水浴場だった。
夕食を、といろいろと探してみたが、海岸沿いは刺身の店ばかり。そういう気分ではなくて、そのあたりを一周してしまったが、その途中であるギャラリーを見つけた。
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時間がなくて中には入らなかったけれど、周りの雰囲気とは全く違って、なかなかいいギャラリー。外観もよく、線路の脇にあるというロケーションもなんかいいぞ。
結局、夕食はエスニック系の料理店に入ったけれど、まあまあの味だった。
で、その店が入っているホテル。
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外観はかっこよいけれど、1階、2階のテナントはあまり埋まっておらず、閑散とした雰囲気。景気のせいかなあ。
「海水浴場なんてわざわざ行くか」と思っていたが、なかなかいいところだった。
今度は妻とデートしにこないと。
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by matchino | 2009-09-27 12:53 | 旅行 | Comments(0)

今年も開催!「果川ハンマダン祝祭」

韓国の京畿道果川市で毎年開催されている「果川ハンマダン祝祭」。
パフォーミングアートの祭典で、今年も9月23日〜27日、果川市庁周辺で行われる。
私がこの祝祭を知ったのは2年前。今年で3回目の観覧(予定)だが、一度として同じ作品を見たことがない。毎年、楽しみにしている祝祭だ。
奇をてらっただけのような不気味な作品から、エンターテインメント性たっぷりの作品まで、さまざまな作品が、ほとんど無料で楽しめる。
とくに外国からの作品は、子供から大人まで楽しめる、そして人を圧倒させるような作品が多かった。
今年は、アルゼンチン、フランス、スペイン、イスラエルから来るという。
日程表と地図で観覧スケジュールを組み、地図を片手に広い会場を歩き回るのも一つの楽しみかもしれない。
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写真は、去年の祝祭の模様。
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by matchino | 2009-09-13 23:38 | Comments(0)

『お前も旅に出てみれば俺のことが分かるさ』

ほとんど本を読まない義弟の机の上に、ある日、一冊の本が置かれていた。
薄い空色の表紙に写真がコラージュされている。
デザインが気に入って中を見ると、いい写真がたくさん!
訊いてみると、「彼女が貸してくれた」という。
借りた本人よりも私が読みたくなって、借りて読んだ。
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「センソン(魚)」という別名を持つ、キム・ドンヨンという詩人が、30歳になった自分へのプレゼントとして、230日にわたるアメリカ横断をする。その日記をもとにしたエッセイだ。
韓国ではベストセラーになっているそうだが、本当にいい本だった。
一人で知らない土地を旅する不安、孤独感、惨めさ、つらさ、そして出会いの喜び。そのすべてが詩的な表現で、率直につづられている。
「旅に出れば分かるさ」と著者はいうが、この本を読んで共感する人は多いはずだ。そして、この本を読んで旅に出た人も少なくないだろうし、日常生活の中で自分自身の「旅」を見いだした人も多いだろう。
孤独感、寂しさの極地の中で彼が出会った人々は暖かく、その出会いが、読むものにとってもうれしいものに感じられてくる。その出会いは長くても写真入り6ページで終わってしまうが、彼らとの出会いをもっと知りたくなるし、彼らに会ってみたくなる。
だからといって、彼らが特別な人たちだという訳ではない。平凡な人々なのだ。
しかし、旅の中で出会った人との、その出会いというものは、本当に尊いものだ。
私も去年、タイを旅行したとき、それを実感した。
ある意味、それがあったために、この本に共感できたのかもしれない。
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そして、最初にも書いたが、写真が本当にすばらしい。
情に満ちた、心を動かす写真たちだ。
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韓国でこの本を見たら、ぜひ、手に取ってみて欲しい。
韓国語が分からなくても、写真だけでもこの本の良さが伝わるだろうから。
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by matchino | 2009-09-09 22:12 | Comments(5)

怖かった! プラットフォーム・イン・キムサ

職場の同僚とプラットフォーム・イン・キムサを見に行ってきた。
広い! 怖い! 現実感覚! という感じだった。
まず、建物自体、ものすごく物々しい。
軍の司令部だったというのだから、韓国の暗い近代歴史を背負っている、まさにその場所。建物だけが残っていて、ほとんど廃墟のような空間に、101人の作家の社会性の強い作品が展示されていた。
建物自体が存在感ありまくりなのだから、そこでも十分に主張し得る作品ばかりだった。
どこの部屋へ行っても、「ここで何が行われていたんだろうか」という疑問がついてまわる。想像すると、恐ろしいことばかりが思いついて、重くなってくる。
最近は忘れていたけれど、韓国はまだ戦争中なのだ、ということを思い出させる。
見終わる頃には疲れきっていたが、広くて作品も多かったためかもしれないけれど、このロケーションのためではないだろうか。
美術の役割の一つが見えていなかった現実の再確認だとすれば、今回の展示はその役割を十二分に果たしているのではないだろうか。韓国の現実というものを再確認させてくれ、これを見てからは、何を見てもそのような目で現実を再確認している自分があるのだから。
もしかしたら、今は経済発展を果たし、暗い過去を脱したように見える現実生活の中でも、韓国人たちにとっては暗い過去を引きずっているのが現実感覚なのかもしれない。私たち日本人には重すぎる現実を見せられた気がする。
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by matchino | 2009-09-05 23:45 | 展覧会 | Comments(4)