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『ダージリン急行』

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映画『ダージリン急行』を観る。
公式HPを見て気に入って、観てみた。
正直、雰囲気は大好きなんだけれど、何が起こっているのかもよく分からない。
でも、最後は何だかいい気分になった。
兄弟っていいなあ。一人ひとりが勝手に生きているけれど、同じ両親を持つ者としてお互いに交じり合える。そういうことを感じさせる映画だった。

青とオレンジの色がインドっぽくていい。

そして、気に入ったのが音楽。聴きなじみのない現地の音楽と、聴きなじんだ曲。
それが場面に不思議に合っている。
たとえば、夜、たき火を囲んでいる場面にドビュッシーの『月光』が流れる。
場面に合っているようで、男たちの行動はあまり合っているように思えない。
でも、微妙なマッチ&ミスマッチ感。
これはやってみたい。

そして、カメラワークも面白かった。
水平に回転するカメラによって、視点が切り替わる様が、まるで3人の男たちの他にもう一人の語り手がいるようだ。
ある意味、説明的に見えながらも、まったく不自然でない。

久しぶりに、不思議で見応えがあるようでないようである、そんな映画だった。

あと、タイで乗った三輪タクシー、トゥクトゥクがたくさん出てくる。
インドではオートリクシャーというらしい。
また乗ってみたいなあ。
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by matchino | 2009-02-26 21:45 | 映画 | Comments(2)

謎の言動

昔、先生が私に言った謎の言動というのがいくつかある。
「謎の言動」といっても、意味が分からないというより、その時の自分では理解できなかった言葉。
その一つを久しぶりに思い出した。

美大に行くための予備校で、平面構成での講評の時間でのこと。
アトリエの前にイーゼルが立てられて、生徒たちの作品が並べられ、先生が一つ人つんの作品について講評をしていった。
そして私の作品の前まで来た時、突然、先生が吹き出した。
笑いをこらえながら「これ、matchinoの作品か?」といって私の作品を指さす。
何をいわれたかは憶えていないが、先生が笑った理由も教えてくれなかった。

笑えるような作品ではないし、特別に変な作品というわけでもない。
私としては、それをどうとらえていいか分からずにいた。
そして、それが1回ではなく、何回もそういうことが起こったのだから、気になってしょうがない。
それで、先輩に訊いてみた。
「先輩、講評の時、私の作品の時には先生がいつも笑うんですけど、なんでだと思います?」
すると先輩は言った。
「そうだなあ。なんで笑うのかは分からないけど…、まあ、人を笑わせられるっていうことはいいことなんじゃない?」
先生の笑いも、先輩の言葉の意味も分からなかったが、まあ、悪いことではないんだろうととらえていた。

久しぶりのそのことを思い出して、ボスにそのエピソードを話してみた。
すると、ボスは言った。
「matchinoさんの書いた字の線を見ると、笑える」と。
その言葉で、何となく分かった気がした。

人の作品というのは、いろいろな感情を呼び起こす。
うれしさだったり、悲しさだったり、怒りだったり、懐かしさだったり…。
そして、私の作品が呼び起こす感情は、「笑い」なのだ、と。
まあ、深くはないかも知れないけど、「笑い」というのはいい感情なのだから、いいだろう。
で、それをどう形にするか…。
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by matchino | 2009-02-22 21:18 | デザイン | Comments(0)

坡州英語村とヘイリー・アートバレー

遅くなったけど、旧正月のお出かけについて。
旧正月の2日は京畿道坡州市へ。坡州市は面白いスポットがたくさんある。
最近、高速道路が新しくできて、行く時間もそうとう短縮された。

で、今回、最初に行ったのは英語村
子供たちの英語学習のための英語体験村で、イギリス風の町並みがつくられている。
…という。
って、実はこの日は旧正月のお休み。
ちゃんと調べていけよって?
調べたんだけど、見間違えたのだ…。

それで、入れる所だけ。
ひろーいサッカー場があって、人工芝の上で寝ころぶ。
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英語村から出て、どこかに行こうと思ったけれど、問題が起こった。
近くにトイレがない!
それですぐ隣にあるヘイリー・アートバレーへ。
ヘイリーとは、芸術家たちが集まってつくった芸術村。アトリエやギャラリーがたくさん集まっている。
で、とりあえず、一番近いところにあるカフェに入った。
An's Quilt Cafeという、名前のとおり、キルトの作品や材料がたくさん展示してあるカフェ。
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写真撮影禁止と書いてあったけれど、知らないふりをして撮っていたら何も言われなかった。(^_^;)
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キルトはもちろん、モビールとか、バリ製の竹の根でつくったアヒル(写真中)、トード・ボーンチェのカーテンとガーランドなど、センスのいいものばかりだった。
音楽も、私の好きな曲を、知らない歌手(たぶん韓国人)が歌っているものだったが、けっこう気に入った。

そして、自家製のワッフル(おいしい!)。コーヒーとセットで13000ウォン也。
ポットについだアールグレーもおいしかった。
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私たちの家族だけだったら長居していたところだけれど、妻の家族は居心地が悪そうで、1時間もしないで店を出た。
3年ぶりのヘイリーをもう少し回りたかったけれど、私たちの思い通りには行かず、近くの温泉へ。まあ、疲れがとれたからいいかな、と。
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by matchino | 2009-02-14 21:49 | Comments(4)

「トムソン」って?

シールをつくることになった。
ファンシーシールというんだろうか、いわゆるキャラクターが描かれているようなものだ。
そんなもの、つくったこともない。
とりあえず、ネットで業者を探してみると、販促用のシールをつくっているところはあっても、ファンシーシールはまったく見つからない。
なんとか一つ探し出してデータも送ったのに、ドタキャンされてしまった。
なんでも製作が難しいものらしい。
いつも頼んでいる印刷業のおじさんに相談すると、印刷屋をいくつも回って探してくれた。それも、自己判断で値段交渉をして、10万ウォンねぎってくれていた。さすが韓国人。技術より交渉力。

さて、本題はシールに関する用語のこと。
「トムソン」という言葉がしょっちゅう出てくる。何だろうかと思っていたが、シールの部分だけを型抜きすることを「トムソン」というらしい。
シール業者のサイト(韓国)を見てみると、その「トムソン」が普通の言葉のように出てくるが、専門用語らしい。
専門用語をこんな所に書いていていいのかなあ。

その「トムソン」のことが、あるメルマガに出てきた。
そのメルマガによると、シールなどを型抜きする刃のことを「トムソン刃」というらしい。
そこにも書いてあったが、「トムソン」というと「超芸術トマソン」のことを思い出す。
ハングルで「トムソン」と書いてあると「韓国語なのかなあ」としか見えないが、カタカナで書いてあると「トマソン」だなあ、と思う。
最初には他の意味があったのが、最初の意味が分からずに、ただの名前として定着してしまったというのは、なんとも「トマソン」な名前だ。

で、かんじんのシールのほうは、なかなかよくできていた。
でも、どうやってつくるのだろうか。
「トムソン刃」って、どんなのだろうか。
ナゾは残る。
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by matchino | 2009-02-12 14:52 | デザイン | Comments(0)

ハバ社「Obstgarten」

家で子供たちと遊べるアイテムが少なくなり、「ジュニア・ネイバー」やテレビに人気者の座を取られるようになってきて、危機感を覚えていた。
そして、思いついたのが、ボードゲーム。子供たちと一緒に遊べるボードゲームを!というわけで、インターネットで調べてみた。

いろいろ調べているうちに思い出したのが、数年前まで毎回行っていた「幼児教育展」。そこでは幼児教育のためのさまざまなアイテムが紹介されているのだが、その展示会での私のお気に入りは、セレクタ社などのゲームを展示するブースだった。
ボードゲームや知育玩具などが展示されていたのだが、そのデザインが秀逸。さすがドイツの玩具だと思わせるようなものだった。そのぶん、値段も張るのだけれど。

それで、セレクタのボードゲームを探してみると、やはり、高い。
そして、それと共に紹介されていたのが、ハバ社のボードゲーム。
ハバ社もそれに劣らず高いことは高いのだが、「ミニ」シリーズがあって、本来高いゲームを小さくしてあって、値段も半分から3分の1くらいに押さえてある。
それで、その中で一番人気があるという「Obstgarten」というゲームのミニサイズを買ってみた。「Obstgarten」とはドイツ語で「果樹園」らしい。
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このゲーム、木になっている果物を、カラスに取られてしまう前に収穫するというもの。
一人ひとり、さいころを振って、出た色と同じ色の果物を収穫する。
「カラス」の目が出たら、真ん中にカラスのジグソーパズルを1ピース置く。
カラスが完成する前に、全部の果物を収穫したら、プレイヤーの勝ち。
全部の果物を収穫する前にカラスが完成したら、負け。
という、すごく単純なゲームだ。
オプションのルールも何もない。

まあ、子供にはちょうどいいだろうと思って、子供たちと遊んでみると、なるほど、人気がある理由が分かる。
まず、プレイヤー同士勝ち負けがないこと。ゲームに初めて接する子供は、誰かに負けることを極端にいやがる。ひどい時にはすねてゲームを続けられなくなる。その心配がないのだ。
果物の種類は4種類、それぞれ10個ずつ実がなっている。それで、10という単位について認識することができる。
また、さいころの色と果物の色を合わせて取るという、認識力も育てられる。そして、ある木の果物を全部収穫した後は、その色が出ても何も収穫できないため、一番多く残っている果物を収穫するという戦略的思考も育てられる。
そして果物の駒がとても小さいため、小さいものをつまむという手先の器用さも育てられる。
子供の発達という観点から、本当によくデザインされたゲームだということが分かる。

一つ心配だったのが、本当に単純なゲームであるため、すぐに飽きてしまわないかということ。しかし、買ってしばらく経っている今でも、子供たちには大人気だ。
テレビを観ていても、「果樹園のゲームしよう」と呼ぶと、喜んで乗ってくる。
大成功だ。

おっと、大事なことを忘れていた。もう一つ、このゲームのすばらしい所。
いうまでもないことだけど、イラストがすばらしい!
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by matchino | 2009-02-09 23:04 | Comments(2)

セサミストリートのポッドキャスト

新しいポッドキャストが何かないかと探していると、セサミストリートのポッドキャストがあった。なぜこれを見逃していたのか。

高校生の時、テレビでセサミストリートをよく観ていた。様々な技法でつくられる、短いながら味のあるアニメーションが面白く、こんなのをつくってみたいと思ったものだ。

観てみると、内容は、5分ほどの時間で一つの単語について教えるものだった。
たとえば、昨日観たものは、「scrumptious」という単語。
聞いたこともないような単語だったが、その内容を観ていくとだんだん分かってくる。言葉を覚える子供のための番組だから、一生懸命聞いていると、だいたいは意味が分かる。それがうれしい。

そして、もう一つ観たのが「distract」という単語。
観ていると、だいたいの意味は分かってくるが、完全には分からない。
それで、後で調べてみた。
が、もし、この英訳だけをみてもその言葉の使われるニュアンスは分からなかっただろう。なぜなら、日本語でそのまま一単語で表現できる言葉がないからだ。
そういう意味でも有益な番組だと思う。

考えてみると、こういう覚え方は、子供が単語を覚える覚え方に似ている。
これで一日一つずつ、英単語を勉強してみようか。
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by matchino | 2009-02-06 22:11 | Comments(0)

ポップアップカード

前回行ってきた「ボローニャ国際絵本原画展」では子供のためのポップアップカード制作のプログラム行われていたが、私たちが行った時はまだそのプログラムは始まっていなかった。
しかし、次女がそのプログラムに参加したいといってきかない。
それで、展覧会を見てから家でつくってみようと何とか説得した。

まず、紙に好きな絵を描かせる。それを切り抜いて、簡単なポップアップカードを作ってあげた。

長女の作品「魚」
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次女の作品「カメとウサギ」
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つくってから思ったのは、折る方向を逆にしたらよかったな、と。
そうすればもっと後ろの方に寄せられたのに。
簡単なポップアップだけれど、けっこう面白い。
私の作品も今度つくってみよう。
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by matchino | 2009-02-02 23:08 | Comments(0)