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これは何でしょう…?

前々回に書いた、狎鴎亭のフランス料理店の帰り、
もう夜10時を回っていたが、その周辺を散策。
店の隣の建物は…
さて、これは何でしょう。
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エルメス。
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建物全体が金色に光っているように見える。
よく見ると、ガラスの外壁にオレンジのストライプが印刷されており、
その中に黄色いランプが無数につり下がっている!
これが建物の3面全体を覆っているのだから、圧巻!
昼間はどんな感じに見えるのだろう。

ここの地下にはブックカフェもあるという。
今度は早い時間に来よう。
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by matchino | 2009-01-30 19:35 | Comments(1)

ボローニャ国際絵本原画展

朝鮮日報美術館で開催されている「ボローニャ国際絵本原画展」に行ってきた。
1967年から毎年、イタリアのボローニャで開かれているという児童図書展がある。その祭典で、新人絵本イラストレーターのコンクールが行われるが、受賞作は今までイタリアと日本で展示されていたという。それが今年、日本の巡回を終えて、初めて韓国に来たというわけだ。
受賞したイラストレーターは99人、展示作品は495点にのぼる。
実際の本に使われた絵ではないにもかかわらず、世界のイラストレーターの中から選ばれた作品とあって、本当にすばらしい作品だった。
一枚一枚が見応えがあり、ある意味、これほど内容のつまった展覧会は見たことがないと思うほどだった。

今まで絵本の原画は、けっこう大きいものが縮小されて使われているのだと思っていた。ところが、今日見てみると、けっこう小さい。絵本用にかかれたイラストであるため、サイズを考慮に入れてのことだろうか。
そして、驚いたのが、信じられないほどの細かさなのだ。大きな絵を縮小したとしか思えないような細かい絵がたくさんあった。

特に、招待画家として展示されていたアイナール・トゥルコウスキィの作品には驚いた。
その絵の細かさ、そして独創性、それがシャープペンシルで描かれたというのだから、さらに信じられない。
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写真はアイナール・トゥルコウスキィの絵本『まっくら、奇妙にしずか』。

今回展示されている、ありとあらゆる技法で描かれている絵は、何で描かれているかを考えるだけで面白かったが、意外に思ったのは、コンピューターグラフィックスによる作品がけっこう多かったこと。そして、それらが、一見、コンピューターで描かれた絵のようには見えないこと。
仕事柄、コンピューターで描いた絵は、「ああ、これはこうやって描かれたんだな」と、見ただけでコンピューターで描いたと分かるものが多いけれど、今日見た作品の中で、最初からCGだと分かった作者は一人しかいなかった。

見終わって、娘たちに2枚ずつ、はがきを買ってあげた。
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そして、絵本の中の子供のまねをさせて、記念撮影。
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この「ボローニャ国際絵本原画展」、3月1日まで開かれており、子供を対象にしたポップアップカードの制作のワークショップも開かれる。
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by matchino | 2009-01-26 18:52 | 展覧会 | Comments(2)

フランス料理店「La'ssiette」

狎鴎亭にあるフランス料理店「La'ssiette」に行ってきた。
この日集まったのは、
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朴牧師様(左)と奥様の網尾さん(右)、長女のチャインちゃん。

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うちの妻(左)と
寺の住職の娘で、東大の大学院出、そして韓国で主婦をやっている佐賀さん。(右)
今日のお店を紹介してくれたのは、佐賀さん。
妹の友人の友人がここのオーナーだということ。

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明洞でデザイン関係(?)の会社を経営している新谷さん。(左)
(写真、ぜんぜん撮れませんでした! すみません!)
そして、私。(右)

で、何の集まりかっていうと、アラスカフィッシングツアーの同窓会。
…に私たち夫婦も加えてもらったということ。

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この店、とてもこぢんまりとしているけれど、インテリアのセンスがとてもよかった。

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入り口のドアもきれいだし。(左)
オーナーが一つひとつ、買い集めたものたちだという。
BGMもボサノバ中心で、それも私好み。

今回、注文した料理はほとんどがパスタ。
「フランス料理なんですよね?」と訊くと、フランスとイタリアのフュージョンなんだという。
で、味のほうはといえば、

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まず、サラダ。(左)キノコとソースがよく調和して、おいしい!
アピタイザー(右)

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私が一番気に入ったのがこのトマトシチューのシーフード・スパゲティー。(左)
見た目は韓国風だけれど、味は違って、トマトの風味がよく生かされておいしかった。
この店で一番人気のカニのスパゲティー。(右の手前)
あまりにおいしくて、写真を撮るのを忘れてしまった。

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デザートは、いろいろと頼んだけれど、話題になったのが、ロイヤルミルクティー。味はもちろんのこと、この茶器が目を引いた。上品なセットで、日本から取り寄せたとのこと。

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そして、オーナーがデザートのセットをサービスしてくれた。
焼きプリンとチョコレートムースとピーチタルト。おいしかったし、このカップもきれいだなあ。

久しぶりに会って、たくさん話して、楽しいひとときを過ごした。
またおいしいところ、紹介してください!
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by matchino | 2009-01-24 16:47 | Comments(7)

演劇「オアシスクリーニング屋襲撃事件」を観る

3年間で1600回、15万人の観客を笑いの渦に巻き込んだという演劇「オアシスクリーニング屋襲撃事件」を観た。
知り合いに誘われて、妻と一緒に観てきたのだが、最初は題名さえも知らずについてきて、大学路の町の少しはずれにある劇場に連れて行かれた。「こんなビルに何があるのか…」と思っていたが、劇場のある3階に上がると、すでに演劇の雰囲気がつくられていた。
私自身、演劇を観るのは本当に久しぶりだ。そして大学路で子供向けでない演劇を観るのは2回目、9年ぶり…。前回に観たものはあまりにもつまらないものだったが、その悪夢が薄れてきてはいた。
狭い席に座って、目の前で繰り広げられるドラマに期待した。
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舞台は昔ながらのどこにでもあるクリーニング屋「オアシス洗濯所」。
店内で、何人もの人が体のあちこちに包帯を巻いて、クリーニング屋の主人に抗議をしている。「治療費を出せ!」、「責任を負え!」というプラカードを持って。どうやら主人がこの人たちを「襲撃」したようだ。正直を絵に描いたような主人に何が起こったのか…。

クリーニング屋で起こりうる、様々な出来事をリアルに描きながら、笑いと感動を引き起こし、韓国社会に対する問題提起をする。そして、その社会問題を「洗濯」するのだ。2時間、泣き笑いして、最後には自分も洗濯されたような爽快感に包まれた。
そして、なんといってもこの演劇の魅力は俳優たちの演技力。「こういうおじちゃん、おばちゃんっているよね」的な人を誇張して描きながらも、その人が本当に目の前にいるような感覚にまで陥る。ある意味、誇張はしていないのかも知れない。韓国人の生活、言動は、演技をしているかのようにオーバーに見えるからだ。そういう意味で、韓国での生活は笑いに満ちているといってもいいかもしれない。
それをよく再現しつつ、最後には奇想天外であり、さわやかなフィナーレを迎える。
帰りの地下鉄の中で、演劇の話と笑いがつきなかった。

で、私も演劇をやってみたくなって役者になったふりをしてみた。
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by matchino | 2009-01-10 20:18 | Comments(2)

とうとう観た!

とうとう『崖の上のポニョ』を観た。
面白かった!
正直なところ、「これは何を意味してるんだろう?」とか、「これはどうなってんの?」という箇所は多かった。観た人から聞いていた、「感動した」とか「涙を流した」ということもなかった。
でも…すごい! というのが感想だ。

途中からの展開は、「何が起こったんだろう」という感じだ。でも、描いたら膨大な内容になるであろうそういうことを、「時間の関係で」省いたのか、わざと描かなかったのかは分からないけれど、削りまくった潔さに感服した。そして、分からないままでも観る者を納得させる力がある。
『もののけ姫』も、説明不足な部分が多かったが、あの作品はストーリーや世界観を理解しようという方に神経が行き、ストレスばかりが残ったが、『ポニョ』については、「そのようなことはまあ、どうでもいい」と思わせる魅力があった。

また、一つひとつのエピソードに込められている「意味」みたいなものはたくさんあるんだろうし、ブログなどにあがっている評論を見てみると、なるほどと思わせるような「謎解き」が見られた。そういった「考えさえる力」も持っているし、この映画一つを持って何時間も語り合えそうだ。それでいて、それについて考えなくても楽しめる、不思議な力を感じる。

そして、なんといっても描写がすばらしい!
スタジオ・ジブリのプロデューサーである鈴木敏夫氏のポッドキャスト『ジブリ汗まみれ』の最初の頃、題名を考えるところで「汗まみれ」というのがジブリをよく表す言葉だといっていたが、まさにそうだなあと感じた。
また、ジブリの独壇場である空を飛ぶ描写が、海の中にも再現されていた。

とにかく、今回は宮崎駿という人の姿をかいま見せられた。『ジブリ汗まみれ』で言及されている宮崎監督はそうとうな変人だが、その変人の中にある世界を思う存分描き出したのではないだろうか。でも、その変人の中にある理解不能な世界は、理性では分からないけれど、感覚では万民の心に響かせている。それが宮崎駿という人の恐ろしいところだと思うのだ。
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by matchino | 2009-01-04 21:07 | Comments(0)

年越しの音楽とか

日本で年越し行事が盛大に行われている中で、韓国では、それほど年越しの雰囲気が感じられない。1月2日、すでに出勤だし。
知り合いの所(韓国人)は、三が日(韓国ではそういう言葉はないけど)は休みだというけれど、それもたぶん、不景気のせいだ。
ニューイヤーコンサートでも行きたいところだけれど、とりあえず、iPodの年越しについて…。出退勤の音楽のお話。

2008年の締めの退勤の音楽は、ショパンのピアノ協奏曲1番にした。ピアノはユンディ・リ。
でも、第1楽章で家に着いてしまったため、そこで終わり。
それで、2009年の最初の出勤が第2楽章で始まった。
なかなかいい年越しだったと思う。
その時点で到着していなかったので、その次は…と選ぶと、何となく、ベートーベンの第九が目に入って聴いてみた。
って、これ、日本では年末の定番だよなーと、聞き終わってから思った。

1990年を迎えた年越しのことを思い出した。
あの時は、音楽と、最初に見るものにこだわった。
その時に気に入っていたStone Rosesを聞きながら、その頃、当時の最高額で落札されたピカソの青の時代の名作『ピエレットの婚礼』を見ながら迎えた。
あの時が年越しに対して一番こだわった。
といっても、その程度だけれど。
でも、その年に最大の人生の転機を迎えることになるとは…。
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      ピエレットの婚礼

今年はどんな面白いことが待っているだろう!
というわけで、皆様、今年もどうぞよろしく!
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by matchino | 2009-01-02 16:15 | Comments(0)