カテゴリ:江原道( 7 )

〈江原道〉栗谷李珥が生まれた烏竹軒で韓屋を眺める

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江原道オピニオンリーダー取材ツアー、最後は歴史のお勉強。江陵に来たらここは外せないという観光地が「烏竹軒(オジュッコン)」と「船橋荘(ソンギョジャン)」だが、時間の関係で烏竹軒だけ行くことになった。そう考えると江原道、2泊3日ではぜんぜん足りないぞ。

烏竹軒は、韓国のお札の人物二人に関連した場所。5千ウォン札の栗谷李珥(ユルゴクイイ)と、5万ウォン札の申師任堂(シンサイムダン)だ。栗谷李珥は朝鮮時代の政治家・儒学者で、韓国儒学の父と呼ばれる人。申師任堂は栗谷李珥の母親で、韓国の良妻賢母の代表格。画家でもあり、多彩な才能を発揮していたという。
烏竹軒は栗谷李珥が生まれたところで、黒い竹である「烏竹」が生えていることからこの名がついた。
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ここに来るのには5千ウォン札も5万ウォン札も持ってないなんてどういうこと!1万ウォンと千ウォンしかない!

烏竹軒はきれいな公園のようになっている。雲ひとつない青空に木々の緑が映えて美しい。


栗谷李珥の銅像。
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栗谷李珥にあやかって偉大な人物になろうとするも、手元に本がない!それで「現代の本」で代用。偉大な人物になるには道は遠すぎるな。
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時間もなく、ガイドしてくれる人もいないので、たくさんある建物の中でとりあえず一番重要なものを探す。配置図の中で「烏竹軒」という建物があった。栗谷李珥が生まれた家なんだそうだ。
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小さくてよく見えないが、ちょうど真ん中にある建物。

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やっぱり建築様式が気になって、いろいろ見てみた。韓屋の大きさは「間(カン)」で表現するが、横3間、奥行き2間の建物で、右の1間はオンドル部屋、左側の2間は「マル」と呼ばれる板の間となっている。

この柱の上に乗っている構造を「栱包(コンポ)」といい、栱包の様式としては比較的簡単な構造の「翼工(イッコン)式」。鳥の翼のような部材を「山彌(サルミ)」というが、これは山彌が二つあるので「二翼工(イイッコン)」という。普通、寺院建築でよく使われる翼工式が住宅に使われている例は珍しいんだそうだ。
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今回初めて気づいたこと、それはオンドル部屋には天井があって、板の間には天井がないこと! どうしてなのか、はっきりした理由は調べないといけないが、オンドル部屋は暖房をする部屋なので、保温性を高める必要があるためかも知れない。
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そして、今回気になったこと、それは板の間の半分にある格子状の構造の正体。物置かなと思ったが、それらしい入り口もない。後から調べてみると、屋根の側面にある三角の部分「合閣(ハプカク/日本では妻壁というらしい)」の内側を塞いであるんだとか。なるほどー。でも、この中がどうなっているのか見てみたいな。
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オンドル部屋は栗谷李珥か生まれた部屋で、栗谷李珥が生まれる時に母親の申師任堂が龍の夢をみたということで、「夢龍室(モンリョンシル)」と名付けられている。
部屋の中には申師任堂の肖像画。5万ウォン札の顔とちょっと違う気が…。5万ウォン札の肖像画は大統領の顔に似せたとかいう噂は本当か⁉︎
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この肖像画の裏は、実はこの部屋への入り口がある。この部屋の裏には「退(テッ)マル」と呼ばれる縁側があって扉がある。韓国の伝統家屋の特徴の一つが「マダン」と呼ばれる中庭からどの部屋にも直接入れるようになっていることだが、この烏竹軒の場合、オンドル部屋には裏から、板の間にはどこから入るようになっていたんだろうか?実際の生活像が見えたらもっと面白そうなのに。

烏竹軒一つだけでも見るべきことがたくさんあるな!ちょっと調べてみるだけでも、もっとたくさんの話が出てくるが、韓屋の建築部材の名前がたくさん出てきて難しい。韓屋についてももっと勉強しないと!
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烏竹軒には博物館もあって、5千ウォン札の裏にある、申師任堂が描いたスイカの絵も展示されているということ。また来ないとだな。船橋荘も行けなかったので、江陵はもう一度来ないと!

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by matchino | 2015-10-01 22:13 | 江原道 | Comments(0)

〈江原道〉青い海と青い空! 鏡浦海水浴場

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江原道オピニオンリーダー取材ツアーはあっという間に最終日。この日に訪ねたのは、海!

江原道に行って海を見ずに帰ってきたら後悔するでしょ!韓国で海水浴に行くとしたら、釜山と江原道なのだ。そして江原道の中でも代表的な海水浴場、鏡浦(キョンポ)海水浴場へ向かった。個人的にはこういうメジャーな海水浴場に行く機会がないので、ちょっと気が引けた。笑

まずは海の目の前にある湖のほとりで朝食。白いスンドゥブの「チョダンスンドゥブ」。
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食堂の前で。「LAGO」っていう看板がなんか気に入った。

湖。淡水の湖だけれど、海ともつながっていて海水も混じっており、魚がたくさんいるんだとか。
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海はどこだー?と思ったらすぐ前にあった。
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海、うみ、んみーーーーーっ‼︎‼︎‼︎
と叫んでしまいたくなるような青い海!
青い空!白い砂浜!青い海!
という絵に描いたような海を見たのは何年ぶりか…笑
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砂もキラキラ光ってる!
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海水浴のシーズンはすでに終わっていて、人はそれほど多くなかったが、子供を遊ばせている家族連れがすごく絵になる。
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さっきからボートのおじさんが私たちに「ボートに乗らないか」と話しかけていた。「じゃあ一番短いコースで乗ってみますか?」ということで乗ることになった。こういうリア充系イベントは初めてなのでドキドキだ。

救命胴衣を着てボートに乗り込む。「トルゴレ号の転覆事故もあったし、安全にはより気をつけています」とおじさん。事故のニュースの直後にボートに乗る勇敢な私たち!
「バッグとカメラは置いていったらいいですよ」というが、ブロガーとしてはカメラは置いていけない!海上の灯台を間近で撮るのだ!と、取材目標も決定。

「天国で逢いましょう!」というスタッフのジョークに「行ってきまーす!」と元気に記念撮影をしてボートに乗り込んだ。
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…が、その数秒後、鏡浦海水浴場に悲鳴が鳴り響いた!

「ばあああああああああああ!」※1
「オンマーーーーーーーーーっ!」※2
「サルリョジョーーーーーーっ!」※3

 ※1:「わー」が振動で「ばー」になってる。
 ※2:「お母さん」。
 ※3:「助けて」。さすがの在韓歴。悲鳴まで韓国語。

すざまじかった。すごいスピードとすごい振動!あれだけのスピードが出ると、海はコンクリートのようになると聞いたことがあるが、まさにそんな感じ。ばたばたと音を立てて船体は波とぶつかり、その振動はお尻に直に伝わる。
これは写真に残さねば!と思ったが、iPhone を構えた途端に海に投げ出されそうで、とうてい写真を撮れる状態ではなかった。
それでも、出発からの数秒をマリちゃんが動画で撮っていたので、その動画を公開!


ボートは海に浮かぶ灯台と岩場を回って、最後は砂浜に突進! いやあ、最後の最後までスリルを楽しませてくれた。

5分にもならなかったかも知れないが、降りる時には皆グッタリ。キンチョーして節々がイタイ…。笑
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まあ、最高に楽しい思い出になるには違いないので、ぜひ経験しておこう。1日でも若いうちに!

海水浴の季節に来てもいいだろうけれど、シーズンをはずして来るのも人が少ないからいいかも知れない。特に私なんかの場合は。

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四通りの江原道物語、他の物語は下のリンクをチェック!

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by matchino | 2015-09-30 22:36 | 江原道 | Comments(0)

〈江原道〉羊と人が大合唱! 大關嶺羊牧場

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江原道オピニオンリーダー取材ツアー、孝石文化祭でそば料理をたらふく味わった後は、大關嶺(テクァルリョン)の羊牧場へ。

大關嶺にはいくつかの羊牧場があるが、今回は三養ラーメンで知られる三養食品が経営する三養牧場へ。なぜかというと、そこでドローン大会が行われており、その授賞式を見るためだ。

山の中はとても空気がおいしい。そして標高が高いせいか、けっこう涼しく、寒いくらいだった。
駐車場からしばらく登っていくと、看板があり、数々の映画やドラマのロケ地になったらしい。「ブラザーフット」や「ウェルカム・トゥ・トンマッコル」、「秋の童話」など。「『ウェルカム…』のあのラストはなかったよね」とか話していると、いつの間には牧場に出ていた。

丸い丘が幾重にも重なる牧場で、すでに来ていた観客たちが牧草の上に座っている。空にはドローンが何台が「ブーン」と唸りながら飛んでいる。
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間も無くドローン大会の授賞式が始まった。なんでも韓国初のドローン大会だそうで、江原道の道知事も来ていた。


しばらくすると、羊追いの実演をするという。丘の上に20匹ほどの羊が現れたと思ったら、こちらの方へ降りてきた。柵の所まで降りてきて、観客たちに愛想を振りまく。
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そしていよいよ羊追いの実演が始まった。
牧羊犬が2匹、カウボーイのようなおじさんと共に柵の中に入った。おじさんが牧羊犬について説明をしながら、牧羊犬を操る。牧羊犬は俊敏な動きでおじさんの周りを回ったり、並んで立てられたポールの間をジグザグに走ったりと、実力を披露した。
そして次は羊を追う。丘はけっこうな坂だが、それをものともせずに走り回って上手に羊を追っていく。
この日、牧羊犬に与えられたミッションは、二つの柵の間を羊に通らせること。
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1回目は羊の群れが二つに分かれてしまって失敗。でも2回目は成功し、観客から拍手が上がった。おじさんは言葉や身振りで命令しているらしいが、どうやっているのか不思議なくらい、よく動く。おじさんの解説によると、人と犬との共感が大事なんだという。
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その姿がかっこいいので、実演が終わってからは羊より、おじさんと牧羊犬のほうが人気が高くなっていた。


牧場から降りる途中にも羊がいる柵があった。その辺りの草をむしって与えても、寄ってきてむしゃむしゃと食べるので可愛らしい。
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それにしても、羊の鳴き声を聞くと、「メエエエエ」と真似したくなってくる。それは私だけではないらしい。あっちで鳴いたと思ったら誰かが真似している声だったりして、いつの間にか人も羊も一緒に「メエエエエ!」「メエエエエ!」「メエエエエ!」と大合唱! 不思議だーw
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by matchino | 2015-09-29 10:44 | 江原道 | Comments(0)

〈江原道〉白い花とおいしいそば! 平昌「孝石文化祭」

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江原道オピニオンリーダー取材ツアー、2日目、朝から2018年冬季オリンピックの開催地である平昌(ピョンチャン)へ向かう。

あちこちの山に「Pyeongchang」という文字が書かれており、開催地発表の時のIOC委員長の「ピョンチャン!」というガイジン的な発音を思い出す。(ピョンチャンってiPhoneで打ったら、「平昌」とか「平昌の五輪」という候補が出てくる!有名になったもんだなあ)

さてさて、平昌に向かったのは、平昌郡の逢坪面(ボンピョンミョン)で開かれる「孝石文化祭」を見にいくため。逢坪面出身の小説家である李孝石(イ・ヒョソク)にちなみ、彼の代表的な小説「そばの花咲く頃」をモチーフに、一面に咲き誇るそばの白い花が見られる祭りだ。

以前、江原道について調べる中でこの祭りのことが出てきて、行ってみたいと思っていた。

春川から2時間ほど車で走ると、ところどころに白い花が咲く畑が見えてきた。祭りの最終日の前日ということもあって車も多い。近くの駐車場に車を駐めて、会場まで歩いて行くことにした。

案内のおじさんが、「こっちの道が近道ですよ」と細い路地を示す。大通りに面した古い家屋も見たかったけれど、こちらの道で正解だった。古い農家と路地がいい味を出している。
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キビやトウモロコシ、唐辛子なども植わっていた。
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食べているのはエゴマの葉。
「あ、ほんとだ! ケンニプの味がする!」と。ウケル。


路地がを抜けると、メイン会場に向かう道に出た。両側に露店が立ち、それを見ていくだけでも楽しい。ガイドをしてくれた韓国人のスタッフも「あ、これ久しぶりに見たなあ」というものがいっぱいあったり。
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会場前にやってきた。ここを案内してくれる宣揚委員長のチョン・サングンさんにあいさつして、さっそくそば畑へ。
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飛び石の端と木と土でできた橋を渡ると、そば畑が広がっていた。すでにたくさんの人が畑の中に入り込んで写真を撮っている。「中に入っていいの⁉︎」と心配したけど、誰一人として咎める人もいない。ゆるくていいぞ。
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韓国の人たちってけっこうロマンチスト。そば畑のいたるところにスピーカーが設置されていてラジオがかかっている。それもベタな懐メロポップス! 7080世代(70〜80年代に大学生だった世代)の人たちが好きそうなうたで、皆、歌に酔いながら写真を撮っている。でもやっぱり、この一面の白い花畑には合うんだなー。

で、どこのラジオ局かと思ったら、そば畑の中にDJボックスがあって生放送をしていた。
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DJのおじさん、顔に似合わないすごくいい声をしている。
「声がすごくいいですねー❤️」と誰かが声をかけると、「顔はどうですか〜?」と。笑


そろそろお腹がすいてきた頃、そば畑の隣の食堂で、店の前でそば煎餅を焼いていた。煎餅(ジョンビョン)といっても日本の煎餅とはけっこう違う。そば粉を溶いたものを、中に餃子の具を入れて焼いたり、ネギと白菜を鉄板に載せ、その上にそば粉を溶いたものをかけて焼いたりしたもの。おばあちゃんたちが手際よく焼いている。
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ここでマッコリと一緒に一枚でも…と思ったが、李孝石文学館を見にいくといってスルー。そんなあぁ…。

文学館では李孝石さんの生涯や、文学について展示しているところだが、お腹がすいているので頭に入ってこない。「そばの花咲く頃」は教科書に出てくるくらいの有名な作品らしいが、基礎知識もなく…。今度、読んでみないとだな!

それにしても、山裾に沿ってけっこう歩いてきたけれど、あちらこちらにそばの畑があっていい雰囲気だ。
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そして、待ちに待った食事コーナーへ! チョン委員長さんは、7000ウォンずつの食券をくださった。「飯も食わせずに連れまわして…」なんて思ってすみません!
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何を食べようかと見回してみると、美味しそうなものがたくさん!
さっき食べ損ねたそば煎餅に、そばカルグクス、そば餃子、そばジャジャン麺、そばマッコリ…と数えたらキリがないほどのそば料理の数々!何を食べようか迷ってしまった。
そこで考えた。みんなでいろいろ頼んであれこれ食べればいいのだ! あー、食べたいもの全部食べられて、お腹いっぱいになってシアワセ。
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でも、まだ食券が残っていた。もったいないので、とナホさんが立ち上がった。しばらくして戻ってきたナホさんが買ってきたのは、そばのムク。
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トトリムク(ドングリの粉をこんにゃく状に固めた料理)は普通に食べるけれど、そばのムクは食べたことがない。
で、これは思いがけない大ヒット! ほろほろと崩れやすいそばムクの食感と、冷たいツユの味が絶妙で、この日食べたそば料理の中でダントツで美味しかった。
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孝石さんについて知らなくても、目と耳と口で充分楽しめる「孝石文化祭」。気になった人は、忘れないように今から来年のダイアリーにアラームをかけておこう。あ、もちろん孝石さんの「そばの花咲く頃」も読んでおこう!


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by matchino | 2015-09-28 13:58 | 江原道 | Comments(2)

〈江原道〉春川のタッカルビはやはり違った!

江原道オピニオンリーダー取材ツアー、初日は春川で過ごしたが、春川といったらやはり、タッカルビ!
前回、春川に来た時には、実はタッカルビを食べなかった。その時、連れてきた娘には辛いかと思ったのと、「春川で食べなくてもソウルでも食べられるし!」というのがその理由だった。しかし、それは大きな間違いだった。

春川市庁の近くに「タッカルビ通り」がある。
大通りから、少し細い道に入ると、両側にタッカルビの店が並んでいた。
路地好きの立場から見てもなかなかいい路地だ。
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この2階が気になる…。


さて、この日に入ったのは三叉路に面した「名物(ミョンムル)タッカルビ」。
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丸い鉄板の上でキャベツとジャガイモ、サツマイモと鶏肉を、辛いソースで炒める。
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話に花を咲かせているうちに、いい匂いがしてくる。んまそーだー!

ジリジリという音がさらに食欲をあおる。
がまんができなくなって、キャベツやイモをつつき始めてしばらくした頃、「どうぞ、食べてもいいですよー」と店員さん。
すでに食べております…。笑
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さて、改めて、ぱくっと一口。
あ、辛くない。
タッカルビといったらピリ辛だと思っていたら、辛くない、日本人には優しい味。といっても味はしっかりついていて、旨い。鶏肉が旨いせいなんだろうか、あるいはソースが旨いせいなんだろうか。どちらもか!

そのまま食べても美味しいけれど、やっぱりサンチュにくるんで食べないと!
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…といいながら、途中からはくるまないでそのまま。その方が肉の旨みがストレートに来るし。

旨いうまいと食べていたら、店のご主人がやってきた。「私が2代目で、この息子が3代目。そしてうちの嫁が妊娠中だから、その子が生まれたら4代目だよ」と笑う。
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もう一つの自慢は、新大久保に支店を出したということ。この味が東京でも味わえるわけだ。
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さて、最後は「ご飯を炒めてくださいー」と頼むと、ご飯とノリと、少しの調味料を追加してポックムバプ(焼き飯)を作ってくれる。ご飯もちょうどよい焼け具合。思わず食べ過ぎてしまったい!
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今度からは春川のタッカルビ、外せないぞ。

このほかにも春川の旨いもんはある。
名物としてはマッククスだけど、今回行ったのは、「サントリーニ」というイタリアンの店。私が頼んだアンチョビオイルパスタは合わなかったけれど、女性たちは絶賛!

あと、今回はサントリーニにその座を奪われてしまったけれど、個人的にはこちらの方が行きたかったというのが、「ラモスバーガー」。アメリカで修行してきたハンバーガーが逸品なんだとか。ここはサンサンマダンからも近いので、次回にだな。

まだまだ続く、江原道物語。
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by matchino | 2015-09-26 12:05 | 江原道 | Comments(0)

〈江原道〉建築好きは必見! 春川サンサンマダン

江原道オピニオンリーダー取材ツアー。さっそく第1回目!

ツアー1日目のメインはやはり、春川サンサンマダン。建築好きとしてはサンサンマダンは必見の場所だ。私もずっと来てみたかった場所だった。
弘大にもKT&GのCSR事業として運営している文化空間「サンサンマダン」があるが、昨年、春川にもできたのだ。弘大が20~30代のためのものだととすれば、ここ春川は家族のための空間。

e0160774_13503280.jpg春川サンサンマダンで重要なのは、韓国を代表する現代建築家・金寿根(キム・スグン)氏が設計し、子供会館として建てられた建物を買い取ってリニューアルしたこと。

金寿根氏(写真左/写真は韓国民族文化大百科事典より)は、韓国の国家的プロジェクトを多く手がけた建築家で、ソウルオリンピックのメインスタジアムをはじめとする多くの競技場を設計したり、ソウルの南北を貫く住商複合アパートの「世運商街」などのプロジェクトを手がけた。このブログでも紹介したヒルトップバーアルコ美術館国立扶余博物館京東教会なども設計している。

金寿根氏はたくさんの素晴らしいレンガ造りの建築を残したが、この子供会館はその集大成といえる。
1980年5月5日、子供の日(韓国も子供の日は日本と同じ日)に建てられた子供会館は、数年で用途変更され、数奇な運命をたどることとなったが、それから34年、子供会館は、芸術家と芸術を愛する市民のための空間とした生まれ変わった。
今までさまざまな用途に使われる中で付けられてきた余分なものを全て取り除き、純粋な子供会館時代の姿を取り戻したという。

サンサンマダンではさまざまな文化活動ができるようになっており、その一つひとつをサンサンマダンのパート長であるパク・ジョンウンさんが案内してくれた。

サンサンマダンは蝶のような形をした建物と、その前の扇型の観客席からなっている。
まず、羽の先端に当たる入り口から入る。
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少し暗めに照明を落とした長細い空間で、内部もレンガがむき出しになっている。壁の片方には2段のスロープがあり、それで上り下りするようになっている。外観も変わった形になっているが、スロープによってさまざまな角度から空間を眺められるため、空間自体の多様さをも楽しめる感じだ。
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ここで気になったのは、建てられてから30年に以上経っているため、構造的に修復した部分はあったのかということ。訊いてみると、構造上の問題はまったくなかったとのことだった。
「コンクリートで建てられていたら持たなかったと思いますが、レンガだけで建てられているので丈夫なんですよ」とパクさんは教えてくれた。なるほどー。


サンサンマダンでは、美術、音楽、デザイン、舞台芸術、映画などのさまざまなジャンルの活動ができるような施設が整っている。


まずは、「サウンドホール」というライブハウス。
レンガの壁はそのまま残しながら、木の音響施設を設置している。
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せっかくだから記念撮影。すぐにこういう写真が撮れる役者揃い…。笑
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ライブスタジオ。
レコーディングスタジオだが、何人か観客を呼んでライブをしながらレコーディングができるのがポイント。
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マリちゃん、かっこいい!


フォトスタジオ。
写真屋のナホさんも「ここに引っ越したい!」というほどの設備が整っている。ここでも記念撮影。
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メディアラボ。
プロ用の機器で編集ができる。1テーブルあたり1000万ウォンの機材なんだとか!
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ギャラリー。
この日はホログラムの作品の展示がなされていた。
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展示だけでなく、空間も面白い。
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金寿根氏のスケッチと図面。
実際の寸法とは違うことが分かり、図面を引き直したそうだが、この建築と建築家を尊重する姿勢が表れている。
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そして外へ。
次の日に行われる「Have a nice day」というイベントの準備をしていた。翼を広げた形の建物の中央部分にステージが設けられているが、その後ろには空間が空いていて、後ろの衣岩湖が四角いフレームの中に見えるようになっている。
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この建物自体、美しく、楽しい建築だが、衣岩湖のほとりにあるというロケーションを最大限活かしている。
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そして最後はミュージアムショップ。弘大のサンサンマダンもそうだが、思わず買いたくなるような面白くてかわいいグッズがたくさん。
一つだけ写真を撮ったのは、ティーダイバー。紅茶の葉をこの中に入れてカップの中に沈めるのだ。
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あれこれ伸びそうになる手を抑えていたら、パクさんがブレゼントをくださった。飲み物を入れると温度で枯れ木に花が咲くというマグカップ。
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今回、案内をしてくれたのは、取材に行ったからかと思ったが、誰でも参加できるツアーもあるらしい。10人以上で予約する必要があるのと、韓国語の案内だけなのでハードルは高いが、サンサンマダンを含めた春川建築ツアーを企画するってのもありかな、と。


サンサンマダンにホテルが! 「サンサンマダン・ステイ」

さて、春川のサンサンマダンで注目されているのが、「サンサンマダン・ステイ」。
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サンサンマダンの隣にあった研修センターの建物をホテルとして改装したのだ。
ロビーや廊下に、独特なアート作品があったりする。
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部屋の方は、センスはいいけど、まあ普通だな…と思っていたら、思ってもみない部分に大きな違いが隠れていた。韓国最高のベッドブランド「ACE寝台」のベッドを使っているという。じっさい、一番寝てみると、ベッドが硬くも柔らかくもなくちょうどいい。前日に1時まで飲んだのに、目覚めはよかったし!笑
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サンサンマダン、今回はイベントの準備のために純粋なかたちで見られなかったので、また来ないと!


まだまだ続く、江原道物語。
楽しい記事が続々上がっているので、チェック!

カリスマ・コスメライター、ジャヨンミさんの韓国コスメイヤギ韓式イヤギbyジャヨンミ
marikoevelynさんのブログmarikoevelyn
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by matchino | 2015-09-21 20:04 | 江原道 | Comments(2)

4通りの江原道物語、はじまる!

江原道が主催する「江原道オピニオンリーダー取材ツアー」に招待されて、2泊3日で江原道を楽しんできた。

今年の春に、江原道の春川(チュンチョン)に行ってきたが、まだまだ行ってみたい所がたくさんあった江原道。今回は行ってみたかった所がコースにけっこう入っていて、すごくラッキーなツアーだった。

そしてなんといっても旅行先と同じくらい重要なのが、旅の仲間!気心知れた人たちというのもいいかも知れないけれど、それ以上にそれぞれがしっかりと個性をもっていながらも、気楽に接せられる人たちっていうのが重要!そういった意味でも今回のツアーはサイコーだった。

ツアーのメンバーを紹介しよう。
まず、今回のツアーを企画してくれた、カリスマコスメライターのジャヨンミさん。その美貌からはちょっと想像つかない気楽さが魅力。次に、グルメ系と心をくすぐる文章では右に出る者がいない写真屋のナホさん。そして、マンネ(末っ子)のmarikoevelynさんは人から好かれる天性を持った美容ライター。それに私の4人。

写真屋のナホさんがいたということも大きいけれど、こういう写真を撮れるのはこのメンバーならではじゃないかなあ。
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これから、それぞれが今回のツアーを、それぞれの関心分野、得意分野で書いているので、要チェック!
それから忘れてならないのは、その舞台となった江原道のブログ。これも要チェック!
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(※画像リンクがうまくいかないので、江原道ブログはこちらをクリック!)

というわけで、四通りの江原道物語のはじまりはじまりい。


おっと、私が一番出遅れた!皆さんの投稿集。

ジャヨンミさん




ナホさん






marikoevelynさん





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by matchino | 2015-09-20 18:33 | 江原道 | Comments(2)