<< 益山・旧益沃水利組合事務所(現... 筆洞のストリートミュージアムが... >>

公州、錦江の鉄橋を渡れ!

e0160774_09523656.jpg

「錦江の鉄橋を渡れ」

なんだか戦争映画のタイトルみたいだが、前回、公州を訪れた時に私に課せられたミッションだった。
以前、公州へ近代建築巡りの旅に出た時に、建築の専門家たちが私に教えてくれたのだ。
しかし、冬で小さい娘を連れてだったので、そのときは果たせなかったミッションなのだ。
それを、百済歴史遺跡の取材で公州へ行ったついでに取材の前後に訪ねたというわけ。
今回の取材が公山城だったので、バスターミナルから鉄橋を渡って歩いて行くことに。

e0160774_09523425.jpg

この錦江鉄橋がつくられたのは、日本統治時代の1933年。当時、漢江以南では最も長い橋だったという。
当時、ソウルから木浦に向かう国道1号線上に架けられた橋。
1932年に忠清南道庁が公州から大田に移す代わりに架けられ、これによって公州は交通の要地となったわけだ。
工法的には当時としては最新のもので、橋梁史的にも重要な意味を持つらしい。
ワーレントラス構造の上弦材をアーチ形状にした、当時としては珍しいものだという。
朝鮮戦争の時に3分の2が破壊され、1952年に復旧した。

e0160774_09523594.jpg

昔の鉄橋なので、片道1車線しかなく、その横に自転車専用道路がついている。自転車専用といっても歩行者も通れる。
昔は車道が2車線だったが、その横に大きな橋がつくられ、交通においては重要な橋ではなくなった。
車道と自転車道の間には駐車場にあるような車止めがあるだけなので危なっかしいが、こういう危なっかしさが許されているのがかえって嬉しい。

e0160774_09523574.jpg

そしてもう一つ、映像展示館の近くをふらついていて見つけたのがこの劇場。
韓国古建築散歩のりうめいさんが見つけていて、湖西劇場と似ているようで違うらしい形なので、どこにあるのかと思っていたところだった。

e0160774_09562792.jpg
e0160774_09562729.jpg
e0160774_09562759.jpg

今回、公山城を案内してくださった文化解説士が、公州の旧都心について詳しい人だったので訊いてみると、公州劇場といって、湖西劇場と共に70〜80年代の公州を代表する劇場(映画館)なんだという。
湖西劇場の脇の絵について訊いてみると、最近行われた撮影イベントのために描いたものだという。「公山城の血闘」という映画は実際にあった映画で、そのポスターを模写したものなんだとか。

で、一つ残念だったのは、草花文学館にまた入れなかったこと。
開館時間が4時までで、20分遅かった。今度は時間を確認して早めに行かないとなのだ。

あと、まだ行けてない洋館もあるし、ルチアの庭もまた行かないとなので、公州、再訪せねば。

[PR]
by matchino | 2017-05-07 10:13 | 建築 | Comments(0)
<< 益山・旧益沃水利組合事務所(現... 筆洞のストリートミュージアムが... >>