「錦江の鉄橋を渡れ」 なんだか戦争映画のタイトルみたいだが、前回、公州を訪れた時に私に課せられたミッションだった。 しかし、冬で小さい娘を連れてだったので、そのときは果たせなかったミッションなのだ。 今回の取材が公山城だったので、バスターミナルから鉄橋を渡って歩いて行くことに。 この錦江鉄橋がつくられたのは、日本統治時代の1933年。当時、漢江以南では最も長い橋だったという。 1932年に忠清南道庁が公州から大田に移す代わりに架けられ、これによって公州は交通の要地となったわけだ。 ワーレントラス構造の上弦材をアーチ形状にした、当時としては珍しいものだという。 昔は車道が2車線だったが、その横に大きな橋がつくられ、交通においては重要な橋ではなくなった。 そしてもう一つ、映像展示館の近くをふらついていて見つけたのがこの劇場。 韓国古建築散歩のりうめいさんが見つけていて、湖西劇場と似ているようで違うらしい形なので、どこにあるのかと思っていたところだった。 今回、公山城を案内してくださった文化解説士が、公州の旧都心について詳しい人だったので訊いてみると、公州劇場といって、湖西劇場と共に70〜80年代の公州を代表する劇場(映画館)なんだという。 湖西劇場の脇の絵について訊いてみると、最近行われた撮影イベントのために描いたものだという。「公山城の血闘」という映画は実際にあった映画で、そのポスターを模写したものなんだとか。 で、一つ残念だったのは、草花文学館にまた入れなかったこと。
by matchino
| 2017-05-07 10:13
| 忠清南道
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