<< 駐韓英国大使館を訪ねる その4 駐韓英国大使館を訪ねる その2 >>

駐韓英国大使館を訪ねる その3

e0160774_22274459.jpg

英国大使館探訪記の続き。
2号館からさらに奥に入ったところに建っているのが1号館。ここは大使の家族が住んでいる大使公邸となっている。
e0160774_22274441.jpg
ここにも2号館と同じ「VR」があるが、中にあって見えないとのこと。
正面の前には広い庭があって、芝生が植わっており、色とりどりの花が咲いている。
大使がいらっしゃるので近くからは見られなかったが、庭越しに正面を見せていただいた。
e0160774_22274473.jpg
東側が正面で南側に玄関があるという構造は2号館と似ているが、正面の2階のベランダがより装飾的で美しい。
角柱と円柱が交互になっていて、オーダー(柱頭)は見たことのない感じ。円柱のオーダーと同じ装飾が角柱にもついている。
この頃に建てられた西洋建築は「コロニアル・スタイル」といって、新古典主義建築を植民地に合わせた様式をとっていると聞いたことがある。
それで、「イギリス本国の建築はこんな感じでベランダがあるんですか?」と案内してくれた大使館の方に訊いてみると、「違います。これは避暑のためのベランダがついていているんです」と。「いわゆるコロニアル・スタイルですね?」と訊くと、「そうです。シドニーなどの住宅もこうですね」という。
この方も建築の知識があるのかと思ったけれど、よく考えてみたら、コロニアル・スタイル」って建築の専門用語というよりは「植民地様式」っていうことなんだな。
韓国や日本においては西洋建築って特別な感じがするけれど、西洋ではこれは当たり前の建築なんだという事実にいまさらながら気づいた。
それと同時に、この大使館が当時、西洋から来た人たちにとって、住み慣れた故郷を思わせるような安息の地だったのかもしれないと思った。
e0160774_22274446.jpg
1号館の裏側から。

大使公邸の隣にはテニスコート。
韓国で初のテニスコートなんだとか。アメリカ大使館官邸の南側にもテニスコートがあって、アペンゼラー牧師が撮った写真が残っているけれど、あれよりも古いのかー。
e0160774_22274485.jpg

さて、英国大使館に入って確かめたかったことがもう一つある。
それについては次回に!

[PR]
by matchino | 2016-04-17 22:33 | 建築 | Comments(0)
<< 駐韓英国大使館を訪ねる その4 駐韓英国大使館を訪ねる その2 >>