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ご当地シャトルで行く安東旅行 1 屏山書院

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韓国観光公社が主催する「Koreaご当地シャトル」の安東コースに参加した。
これは韓国観光公社が支援して、本当なら10万ウォンくらいかかるものを、期間限定で5万ウォンで行って来れるお得なツアー。
この「ご当地シャトル」、江陵と扶余と安東のコースがあるが、その中で安東を選んだのは、屏山書院の建築がすばらしいという話を聞いていて、これは見なければと思っていたから。
安東は陶山書院を訪ねたことがあるが、個人でいく場合、汽車とバスを乗り継いで、それもバスの本数が極めて少ない。だからこういうシャトルができたというのはとってもありがたい。さらに日帰りという気楽さもいいし。

安東は遠いので、朝6時50分にロッテホテルに集合。観光バスで出発した。
途中一度サービスエリアで休憩して、トータル3時間半で到着。
寝て、少し本を読んでいたらあっという間だった。

まずは屏山書院へ向かう。
洛東江の河沿いの舗装もされていない道を走っていく。絡東江の反対側は断崖になっていて、その景色もすばらしい。
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行くのは不便だけれど、ここは絶対に舗装すべきではないな。それにしても、ここを建てた人たちはどうやってこんなところを探し当てたんだろうか。そんなことを考えているうちに、書院に到着した。
憧れの屏山書院にやっと来た!という感動を感じる間もなく、バスを降りたらすぐ目の前に書院の門である複禮門があった。陶山書院に比べると小ぢんまりとしている。
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今回、屏山書院で見たかったのは、晩對楼(マンデル)。屏山書院の前に流れる洛東江と、その向こうにそびえる屏山を眺める楼閣で、7間の横に広いフレームの中に目の前の絶景を取り込む建築となっている。…という。
「という」と書いたのは、今回、この楼に上がることができなかったから。ネットで調べると、楼に上がっている写真がたくさん見つかるのに、文化財保護のために上がれないようにしたんだという。
なんとも残念! この空間に浸るのが今日の目的だったのに!
それでも晩對楼を見られたのはよかった。何か特別に上がれる日がないか、調べてみよう。
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晩對楼を越えると、書院の中心となる立教堂(イプキョダン)がある。ここは儒学生たちを教育していた場所。
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この建物には韓国独特の建築美が生かされているという。それは、対称の中に非対称をつくるということ。正面から見ると、一見、左右対称に見えるが、非対称が隠されているのだ。
真ん中に「マル」とか「テチョン」と呼ばれる板の間があって、両側にオンドルの部屋があるが、オンドル部屋の前には両方とも「退(テッ)マル」と呼ばれる縁側のような部分がある。この退マルの幅が左右で違うのだ。
こういう建築についての細かい解説を聞きながら見てみたいな。

書院には二つの機能があって、その一つは儒学生たちの教育、そしてもう一つは先賢の祭祀だ。先ほどの立教堂が教育の場で、祭祀の場が尊徳祀(チョンドクサ)。尊徳祀の三門には太極紋があり、柱の下には八卦が描かれていた。
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書院の中心部分の東側にある下人たちの建物の庫直舎。これもやはり非対称。
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時間の関係で、屏山書院には30分しかいられなかった。写真を撮るのに忙しかったので、今度またゆっくり時間を持って来てみたいな。
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さあ、次は河回マウルへ。
安東旅行は次回へ続く!

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by matchino | 2015-12-02 22:48 | 旅行 | Comments(0)
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