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〈江原道〉白い花とおいしいそば! 平昌「孝石文化祭」

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江原道オピニオンリーダー取材ツアー、2日目、朝から2018年冬季オリンピックの開催地である平昌(ピョンチャン)へ向かう。

あちこちの山に「Pyeongchang」という文字が書かれており、開催地発表の時のIOC委員長の「ピョンチャン!」というガイジン的な発音を思い出す。(ピョンチャンってiPhoneで打ったら、「平昌」とか「平昌の五輪」という候補が出てくる!有名になったもんだなあ)

さてさて、平昌に向かったのは、平昌郡の逢坪面(ボンピョンミョン)で開かれる「孝石文化祭」を見にいくため。逢坪面出身の小説家である李孝石(イ・ヒョソク)にちなみ、彼の代表的な小説「そばの花咲く頃」をモチーフに、一面に咲き誇るそばの白い花が見られる祭りだ。

以前、江原道について調べる中でこの祭りのことが出てきて、行ってみたいと思っていた。

春川から2時間ほど車で走ると、ところどころに白い花が咲く畑が見えてきた。祭りの最終日の前日ということもあって車も多い。近くの駐車場に車を駐めて、会場まで歩いて行くことにした。

案内のおじさんが、「こっちの道が近道ですよ」と細い路地を示す。大通りに面した古い家屋も見たかったけれど、こちらの道で正解だった。古い農家と路地がいい味を出している。
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キビやトウモロコシ、唐辛子なども植わっていた。
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食べているのはエゴマの葉。
「あ、ほんとだ! ケンニプの味がする!」と。ウケル。


路地がを抜けると、メイン会場に向かう道に出た。両側に露店が立ち、それを見ていくだけでも楽しい。ガイドをしてくれた韓国人のスタッフも「あ、これ久しぶりに見たなあ」というものがいっぱいあったり。
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会場前にやってきた。ここを案内してくれる宣揚委員長のチョン・サングンさんにあいさつして、さっそくそば畑へ。
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飛び石の端と木と土でできた橋を渡ると、そば畑が広がっていた。すでにたくさんの人が畑の中に入り込んで写真を撮っている。「中に入っていいの⁉︎」と心配したけど、誰一人として咎める人もいない。ゆるくていいぞ。
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韓国の人たちってけっこうロマンチスト。そば畑のいたるところにスピーカーが設置されていてラジオがかかっている。それもベタな懐メロポップス! 7080世代(70〜80年代に大学生だった世代)の人たちが好きそうなうたで、皆、歌に酔いながら写真を撮っている。でもやっぱり、この一面の白い花畑には合うんだなー。

で、どこのラジオ局かと思ったら、そば畑の中にDJボックスがあって生放送をしていた。
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DJのおじさん、顔に似合わないすごくいい声をしている。
「声がすごくいいですねー❤️」と誰かが声をかけると、「顔はどうですか〜?」と。笑


そろそろお腹がすいてきた頃、そば畑の隣の食堂で、店の前でそば煎餅を焼いていた。煎餅(ジョンビョン)といっても日本の煎餅とはけっこう違う。そば粉を溶いたものを、中に餃子の具を入れて焼いたり、ネギと白菜を鉄板に載せ、その上にそば粉を溶いたものをかけて焼いたりしたもの。おばあちゃんたちが手際よく焼いている。
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ここでマッコリと一緒に一枚でも…と思ったが、李孝石文学館を見にいくといってスルー。そんなあぁ…。

文学館では李孝石さんの生涯や、文学について展示しているところだが、お腹がすいているので頭に入ってこない。「そばの花咲く頃」は教科書に出てくるくらいの有名な作品らしいが、基礎知識もなく…。今度、読んでみないとだな!

それにしても、山裾に沿ってけっこう歩いてきたけれど、あちらこちらにそばの畑があっていい雰囲気だ。
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そして、待ちに待った食事コーナーへ! チョン委員長さんは、7000ウォンずつの食券をくださった。「飯も食わせずに連れまわして…」なんて思ってすみません!
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何を食べようかと見回してみると、美味しそうなものがたくさん!
さっき食べ損ねたそば煎餅に、そばカルグクス、そば餃子、そばジャジャン麺、そばマッコリ…と数えたらキリがないほどのそば料理の数々!何を食べようか迷ってしまった。
そこで考えた。みんなでいろいろ頼んであれこれ食べればいいのだ! あー、食べたいもの全部食べられて、お腹いっぱいになってシアワセ。
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でも、まだ食券が残っていた。もったいないので、とナホさんが立ち上がった。しばらくして戻ってきたナホさんが買ってきたのは、そばのムク。
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トトリムク(ドングリの粉をこんにゃく状に固めた料理)は普通に食べるけれど、そばのムクは食べたことがない。
で、これは思いがけない大ヒット! ほろほろと崩れやすいそばムクの食感と、冷たいツユの味が絶妙で、この日食べたそば料理の中でダントツで美味しかった。
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孝石さんについて知らなくても、目と耳と口で充分楽しめる「孝石文化祭」。気になった人は、忘れないように今から来年のダイアリーにアラームをかけておこう。あ、もちろん孝石さんの「そばの花咲く頃」も読んでおこう!


私よりはるかに人気のブロガーの皆さんのところにも楽しい記事が続々上がっているので、チェック!

カリスマ・コスメライター、ジャヨンミさんの韓国コスメイヤギ韓式イヤギbyジャヨンミ
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by matchino | 2015-09-28 13:58 | 江原道 | Comments(2)
Commented by ビョン at 2015-09-28 23:17 x
数年前からこのお祭りの期間に併せてソウルから無料シャトルバスが運行されていますが、「孝石文化祭」がどんなお祭りなのかわからず、いつもスルーしていました。
こんなに美しい蕎麦の花畑を見ることができるのであれば、利用すべきだったと猛省中!
冬季オリンピックが始まる前には平昌に行ってみたいんですけどね。
先日旌善へ行くバスが平昌BTにも停まりましたが(笑)
旌善で食べたヂョンピョンやススプクミもめっちゃ美味しかったです~!
江原道、いいですね~!
Commented by matchino at 2015-09-28 23:54
ビョンさん
外国人に広報するには「孝石文化祭」では弱いかもしれないですよねえ。孝石さんのことを知らないし! でも、このそば畑とそば料理はいいですよねー。早いうちに「そばの花咲く頃」も読んでみないとですね。
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