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昌信洞ミステリーツアー その1

仕事でソウル市鐘路区の昌信洞について調べることがあった。調べてみるとなんかすごく面白そうな所だ。それでさっそく子供を抱っこして歩いてきた。
昌信洞を歩いてから、金寿根氏が設計した京東教会、承孝相氏が設計したウェルカムシティと、建築&路地ツアーを計画していたが、思ったよりも昌信洞が面白く、昌信洞だけで半日過ごしてしまった。

あらかじめ調べたところによると、昌信洞は東大門の北東に当たる地域で、ソウルの中心部を囲む城郭の外側に接している。城郭は岩山の上にあり、昌信洞はその岩山にかかった地域で、この辺りは「トルサンミッ(石山の下という意味)」と呼ばれているという。昔は採石場で、朝鮮総督府や旧ソウル駅、旧ソウル市庁舎などを建てる石がここから運ばれたという。
山の斜面に張り付くように家が立ち並び、東大門衣類市場に衣類を供給してきた小さな縫製工場が重なるようにびっしりと並んでいるという。

さて、地下鉄東大門駅から出て、昌信市場に入る。狭い路地に昔ながらの商店が並んでいる。チョッパルが美味しそうだ。
市場を抜けたあたりから、道がだんだんと急傾斜になっていく。地図を見ると道がくねくねと曲がっているが、これは登るためのくねくねなんだと分かる。それでも登るのがたいへんなくらいの急勾配だ。ひいひい言いながら登る私の横をタクシーが恐る恐る降りていった。
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ほぼ頂上に登ったが、坂以外にはそれほど面白いものを発見できなかった。それでも、どこまでも続くかのような路地なんかは他ではなかなか見られない。
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城郭の手前で降り始めたが、途中でちょっと洗練されたデザインの店を見つけた。「000カン」と書いた白い旗がかけられている。
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入ってみると、カフェのようだが、テーブルは二つしかなく、2階に上がる階段があって、2階には10数人の人たちが話を聞いているようだ。
ただのカフェではないみたいなので訊いてみると、芸術家たちが集まって地域再生プロジェクトをしているのだという。ソウル歴史博物館とコラボもしているらしい。
何も頼まないのもあれなので、紅茶を注文したら、ジャムの瓶に取っ手がついたようなマグで出てきた。
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見回してみるといろいろ面白い。カフェになる前は縫製工場だったというが、その時の天井がそのまま残されていたり、テーブルがミシン台やドアを再利用したものだったり。
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カウンターの横には端切れや小さなワッペン、ボタンが棚にたくさん入っている。子供たちのためのブローチ作り教室なんかをしているのだという。
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さらに面白かったのは、数冊の絵本が置かれていたが、すぐ下の図書館から配達されたものだという。このプロジェクトの始まりは地域の子供たちのための図書館運営で、子供たちが図書館に来なくても本を配達してあげているのだという。
また、街歩きのツアーをしたこともあり、そのイベントのために作った地図をもらってきた。イベントの時はMP3プレイヤーを貸し出して、音声ガイドを聴きながら歩くという形をとり、いつでも訪ねたい時に回れるようにしたという。
私に一生懸命説明してくれたスタッフが、「MP3を貸しましょうか」と言ってくれたが、「また戻ってくるのもたいへんなので、iPhoneで聴けるようにMP3ファイルをもらえませんか」と訊いてみた。まだそのファイルは公開していないということで、ファイルはもらえなかったが、これからアプリをつくって、そこで聴けるようにする予定だという。
この店の名前は「000カン」。「0」は韓国語で「コン」とも読むため、「000カン」は「公共空間」と同じ発音になる。ここのコンセプトをもじったしゃれた名前だ。

ここの他にも幾つかの空間がつくられているということだったので、地図を頼りに回ってみることにした。

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小さな図書館「なんでも」。

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もう一つの「000間」。この地域にあるアイデア看板の写真を展示販売している。販売した代金はプロジェクト資金と看板を出している店で分け合うという。
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こういう若い芸術家たちの活動って、地域の住民との折り合いはうまくいっているのだろうか?この日見たくらいではまったく分からないけれど、これからの活動に期待したい。

昌信洞ツアーは次回に続く!
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by matchino | 2014-03-22 16:53 | 旅行 | Comments(2)
Commented by yukiful-xmas at 2014-03-22 17:53
おーおーおーワクワクする~~!!
新たなソウルの魅力ですね。続きも楽しみ~!

ねえ、ねえ、マジでソウルの路地ツアー、企画しようよ!!(*^^*)
Commented by matchino at 2014-03-23 21:48
ユッキーさん
なかなかここは面白そうですよ。乞うご期待!
で、路地ツアーは私と誰かがいれば、その時からスタートですよ!
土日であればいつでもスタートしますので、連絡くださいー。
何人一緒に来てくださってもいいですし!
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