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隠れたソウルの名所の地図をつくる「アマチュア・ソウル」

あんまり新聞を見ない方だけれど、たまたま開いたら気になる記事があった。

ソウルの有名な観光地やショッピング、グルメの名所ではなく、自分たちの気に入った知られざる「名所」の地図を作っているデザイナーユニット「Amateur Seoul」の話だ。

この地図、4号まで出ていて、その中にはこの前歩いた西大門の辺りの地図もあった。

サイトを見てみると、なんか面白そうだ。ウェブで地図を販売しているということだったが、次の日に通義洞の複合文化スペースであるポアン旅館でのフリーマーケットに出店して地図も販売するという。さっそく出かけてみた。


地下鉄3号線の景福宮駅から少し北に歩いたところにポアン旅館はあった。
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建物の前で何かを売っていて、小さなお祭りのような雰囲気。
中に入ると旅館の部屋が展示の空間になっている。廃墟をそのままにしており、夜に入ったら不気味だろうなと思う。
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その一つが「アマチュア・ソウル」の部屋だった。
壁に地図を貼っており、コンクリートがむき出しの床にも雑貨っぽいものとか写真なんかが並べられていた。
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そこにいた二人がこの地図を作ったデザイナーたちだった。「新聞を見て来た」といって、いろいろと話を聞いた。
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地図を買いたかったけれど、用意していなかったらしく、ウェブで注文してほしいとのこと。
話をしていると、何か作ってくれるという。何かと思ったら、アマチュア・ソウルのツアーの時の旗だった。
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三角形の紙の旗に、彼女たちがソウルを歩きながら集めたデザインを刻んだはんこを押すのだが、「面白いのでやってみますか?」という。
それでやってみると、はんこにもいろいろなデザインがあって面白い。はんこを押して切り取り、竹串に貼り付けると完成。
簡単で、自分で作る楽しみもある。なかなかのセンスだなあ。
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はんこの横にあったリーフレットみたいのが気になったので、手にとってみると、それが地図だった。「あ、これは一つしかないからね」といって元に戻したら、「差し上げますよ」と。えー!これはラッキー。
ついでにこの地図が西ソウルで、会社の近くの地図なので、会社の帰りにでも回れる所だ。ありがたい。
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次号の予定を聞いてみると、12月に第5号を発行する予定とのこと。そしてそれに合わせてツアーもするというので楽しみだ。
また名所の場所が表示してあるだけでなく、「モデルコース」も表示されているので、これを辿りながら「あ、ここにあった」とオリエンテーリングのように探していくのも楽しいかもしれない。

彼らが作った他の地図の中で鐘路区益善洞という地域があった。聞いたことのない地名だったのだが、旧ソウル駅舎での金蘭基氏の路地の講演の中で益善洞の話が出てきた。
益善洞は北村や西村のように韓屋がたくさん残っている地域なのだそうだ。職場の近くにこんなにたくさん面白い場所があったなんて!

まさに私が「ソウルのアマチュア」だったわけだ。でも、プロになるよりいつまでもアマチュアで新しいものを発見できた方が楽しいかな、と。
益善洞、いつ歩きに行こうかなー。
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by matchino | 2013-11-07 08:29 | 旅行 | Comments(0)
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