見たかった写真展、ジョーダン・マターの「Dancer among us」をみてきた。
浮遊写真、ジャンプ写真などいろいろな名前で呼ばれている写真だが、彼が対象にしたのは一般の人たちではなく、プロのダンサーたち。 さまざまな日常の風景の中で、ダンサーたちがドラマチックな跳躍を見せている写真たちだ。 彼の写真を初めて見る人は、合成じゃないかとか、ワイヤーで吊っているんじゃないだろうかとか思うが、実はそんな演出は一切ない。信じられないけれど、実際そうなのだそうだ。 それがただ跳んでいるだけでなく、ストーリーを持ってその役を演じているため、ミュージカルを見ているような感覚だ。しかし、その周りの風景や通行人はその場に居合わせた人だったりするので、現実と虚構が同居しているような不思議な感覚さえ覚える。 …というか、まあ、そんな固いことはいいけど、楽しいよね! という感じだ。 そして、見ているこっちまで一緒に楽しくなってくる。 写真を見ると、出演者も写真家も皆楽しんでいる様子がよく見える。 写真の横に撮影したときのちょっとしたエピソードが書かれているが、その場で写真家と出演者とスタッフが意見を出し合って、その場で即興で面白い場面を作っていくのだそうだ。 テーマを考えて、ダンサーを選定して撮影することもあるけれど、テーマを提示してSNSなどでダンサーを募集して撮影したりすることもあるという。 つまり、ダンサーたちも自ら楽しんで参加しているということ。 それは画面からも、彼らの表情からも伝わってくる。 彼のFacebookでは作品のほとんどを見ることができ、新作もすぐに上がるのだという。さっそく「いいね!」をしておいた。 さて、この写真展が行われているのは、安国駅のすぐ前にあるサビナ美術館。 展示は9月22日までで、観覧料は8000ウォン。
by matchino
| 2013-09-14 22:42
| 展覧会
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