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フェーリス・カトゥス・アニマトゥスって何?

日曜日の深夜0時(月曜日のというべきか?)にたまたま妻がテレビを付けたら「文化チェッカルピ(しおり)」という番組をやっていて興味を持った。
途中から見たのだけれど、何か骸骨をたくさん作っている作家の雑談的なインタビューをしていた。「何だこの人は?」と思ったら、どこかで見たような骸骨だ。それはトムとジェリーの骨だった。



え、何それ?
ネコとネズミのってこと?



じゃなくて、トムとジェリーの骨なのだ。
正確にいうと、「フェーリス・カトゥス・アニマトゥス」と「ムス・アニマトゥス」の骨だ。これはトムとジェリーの学名らしい。
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この作品の作家であるイ・ヒョング氏は、アニメのキャラクターの解剖学的な模型を作っている。アニメのキャラクターらしいデフォルメされた形で、アニメの中のオーバーアクションで固まっている。
ヴェネチア・ビエンナーレでも紹介されたことのある作家で、私の記憶をたどっていくと、国立現代美術館で開催されていた「Made in Popland」展で見たのだった。
この作家、動物の立場になって世界を見るための装置を作ったり、自分のコンプレックスを克服するために顔の一部を拡大して見せるヘルメットを作ったりしていたらしい。その流れの中でこのような作品にたどり着いたようだ。
スイス・バーゼルの自然史博物館でも、このディズニーキャラクターの骨が展示されたらしい。美術の側からではなく、科学の側からこのようなアクセスがあったというのが面白い。

今回見たKBSの「文化チェッカルピ」という番組、「文化のしおり」なんて何十年前のネーミングだ!と思ったりもするけれど、内容はなかなかいいんじゃない?また来週も見よう。
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by matchino | 2013-06-14 22:18 | 展覧会 | Comments(2)
Commented by citron7a at 2013-06-15 21:19 x
これ、すっごくおもしろい~。
実物を見てみたいですね。

骨だけなのに、ジェリーのほうが余裕なのがわかるっていうのがスゴイ。
笑ってるのがわかるー。
Commented by matchino at 2013-06-16 00:19
確かに笑ってるように見えますねえ。
これ、実物見ると、本当に骨みたいなんですよ。すごくよく作られてます。
面白いのは、キャラクターで見るときはデフォルメしてても違和感がないんですが、改めて骨にしてみると確かに頭でかいなーと思うんですよね。
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