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果川祝祭1日目は「The Blind」

職場を定時に逃げ出して果川に向かった。そう、昨日は果川祝祭の日だったのだ。
娘は風邪を引いてしまい、一人で行ってきた。
光化門駅から1時間半かかって果川政府庁舎駅に到着。さっそく会場へ向かう。
この時間はフランスの「カンパニーXY」による「偉大なサーカス」という作品が公演されている時間だ。着いたのはこの公演が半分くらい終わっている頃で、人だかりができていた。
なんか女性がぴょんぴょんはねていると思ったら、5人くらいの人たちが女性を放り投げては受け取っている。何の小道具も使わない、身体を張ったサーカスだ。
今度は立っている人の肩に人を乗せ、その人を持ち上げてさらに他の人の肩に乗せる。さらにその人を持ち上げて、またさらに他の人の肩に載せ、4段の人の塔ができあがった。
さらに、4人が寝転んでさっきの人の塔をつくった後、それを何人かで持ち上げて、立ててしまった!
派手なパフォーマンスはないが、この妙技だけで拍手喝采ものだ。

さて、次は期待していたポーランドの劇団KTOによる「盲目の人たち」だ。会場に行ってみると、並べられた椅子の上にハガキ大のチラシが置かれていた。「The Blind」とある。なあんだ、題名は単純だ。
始まる前にアナウンスがあり、「若干、身体露出の場面があるため、未成年者は保護者の指導が必要です」とのことだった。娘が来なくてよかった。子供たちがけっこう来ていたけど。
内容は、病気か何かによって人々の目が突然見えなくなり、社会にさまざまな混乱が起こっていく。
戸惑い、絶望し、お互いに争い、そして虐待する人たちの姿があからさまに描かれる。
車輪付きのベッドと木の棒、鍋などのわずかな小道具を使い、狂気の人々の姿を迫力満天に描いていた。また、音楽と照明、紙吹雪が効果的に使われて、映画の中に飛び込んだような感覚にさえさせられた。
それにしても、内容が内容だけにあまりにも深刻だ。私は少し内容を調べてから見たからよかったものの、隣に座っていた女子学生は「なんか深刻すぎない?」とつぶやいていた。
でも、この学生がつぶやいた時点ではまだいい方だった。この後さらに深刻になり、あからさまな性的表現まで上半身の露出付きで出てきたのだから、もう観客としては開いた口がふさがらない。(下半身の接触ではなかったけれど)
これは「若干の露出」が問題じゃなくて「性的表現」が問題なんじゃないか。主催者側は観客にこれをはっきりと伝えるべきだったと思う。
これは本当に深刻な内容だったけれど、パフォーマンスとしては本当に素晴らしいものだった。全体の演出もよく工夫が凝らされているし、盲目になった人々の演技が真に迫るものだった。
ちょっと調べてみたら、この劇団、2010年のハイソウルフェスティバルにも来ていたらしい。作品は「ドンキローテ」だったとのこと。見てみたかったなあ。

さて今日も昼から果川祝祭に行くのだ。今度は子供たちを連れて。
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by matchino | 2012-09-22 10:57 | イベント | Comments(0)
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