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『お前も旅に出てみれば俺のことが分かるさ』

ほとんど本を読まない義弟の机の上に、ある日、一冊の本が置かれていた。
薄い空色の表紙に写真がコラージュされている。
デザインが気に入って中を見ると、いい写真がたくさん!
訊いてみると、「彼女が貸してくれた」という。
借りた本人よりも私が読みたくなって、借りて読んだ。
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「センソン(魚)」という別名を持つ、キム・ドンヨンという詩人が、30歳になった自分へのプレゼントとして、230日にわたるアメリカ横断をする。その日記をもとにしたエッセイだ。
韓国ではベストセラーになっているそうだが、本当にいい本だった。
一人で知らない土地を旅する不安、孤独感、惨めさ、つらさ、そして出会いの喜び。そのすべてが詩的な表現で、率直につづられている。
「旅に出れば分かるさ」と著者はいうが、この本を読んで共感する人は多いはずだ。そして、この本を読んで旅に出た人も少なくないだろうし、日常生活の中で自分自身の「旅」を見いだした人も多いだろう。
孤独感、寂しさの極地の中で彼が出会った人々は暖かく、その出会いが、読むものにとってもうれしいものに感じられてくる。その出会いは長くても写真入り6ページで終わってしまうが、彼らとの出会いをもっと知りたくなるし、彼らに会ってみたくなる。
だからといって、彼らが特別な人たちだという訳ではない。平凡な人々なのだ。
しかし、旅の中で出会った人との、その出会いというものは、本当に尊いものだ。
私も去年、タイを旅行したとき、それを実感した。
ある意味、それがあったために、この本に共感できたのかもしれない。
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そして、最初にも書いたが、写真が本当にすばらしい。
情に満ちた、心を動かす写真たちだ。
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韓国でこの本を見たら、ぜひ、手に取ってみて欲しい。
韓国語が分からなくても、写真だけでもこの本の良さが伝わるだろうから。
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by matchino | 2009-09-09 22:12 | Comments(5)
Commented by クロディー at 2009-09-10 19:02 x
素敵な本ですね。^^
私も本を読まないたちなので:秋になりましたし、
読書の秋にしようと思ってます。
そして素敵な本に出会おうかと(笑)
ほんと、一期一会のように人との出会いは
心を豊かにしてくれますよね。
その出会いを写真で記録していく、色褪せない
素敵な時間ですよね。^^
Commented by matchino at 2009-09-10 21:29
クロディーさん、韓国語、たくさん勉強して、この本に挑戦してみては…。デザインの勉強にもなるだろうし。
Commented by クロディー at 2009-09-11 18:23 x
ぜひ挑戦したいです!!
この本はネットでも買えますか?
本を読むと韓国語の勉強がもっと楽しくなりそうです^^wow
デザイン、本当にアイディアバンクになりたいです。
最近、本当に面白味のないやつで困ります:
Commented by matchino at 2009-09-11 21:53
うぅむ…、調子に乗って言っちゃったけど、大丈夫かなあ…。
どのくらいの韓国語の習得レベルかにもよるかも。
読めない! だまされた!って後で後悔しないように…。
今度また、韓国に遊びに来て、そのときにでも見てください。
Commented by クロディー at 2009-09-12 09:10 x
そうですね:私も自分ではどのくらい力がついたのか
曖昧なので、まずは韓国語検定の勉強を頑張ります^^。
そして読める確信がでたら、自分で読みたい本を探してみます。
その日が早く来るようにFIGHTINGです!ありがとうございます^^*
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